双極性障害の治療法には、気分安定剤などの薬物療法が用いられます。
なぜなら主に脳などの身体的な要因により、
引き起こされる側面が強いとされていまして、
性格などに関係なく誰にでも起こりうる慢性的な病気だからです。
またこの病気は、ストレスなどにより引き起こされる、
精神的な要因による疾病とは違うのが特徴です。
2011年にラミクタールという治療薬が厚生労働省に認可されまして、
双極性障害の治療薬として使用されています。
ラミクタールとエビリファイを使用することで、
躁とうつの波を抑えて再発を抑制する効果があります。
ラミクタールで気分を上げ、
エビリファイでうつ状態になることを抑える働きがあります。
躁状態にはデパケンやセレニカRなどで躁を抑えます。
また長期使用の場合でも副作用のリスクを抑えて、
長時間日常生活に耐えうる状態へ改善する効果があります。
ただ、ラミクタールはごく稀にアレルギー反応として、
湿疹が出る場合があったり、
量によって躁状態になりすぎる場合があります。
正しい知識を持つ医師にかかることをオススメします。