躁うつ病で治療中の家族・友人と上手に付き合うにはいくつかのポイントがあります。
親しい友人・家族とはいえ、詳しい症状が分からず、
ついつい腫れ物に触るような気持ちになってしまう人はたくさんいます。
友人の場合一つ心に留めておいてほしいのは、
人間の言葉というのは会って話をする。
電話、メールの順でメールが一番きつく感じるものです。
躁鬱の人の場合できれば会って話をするのがベストです。
ですが、それが度重なれば自分自身の負担になってきます。
それならいっそ話を聞かない方がいいと言うと、
冷たく感じるかも知れませんが、疲れていたり心に余裕のない時は、
うっかり相手を傷つけてしまうことがあります。
ですから、家族・友人でも、
自分自身に余裕がない時は、話を聞かないことに
徹した方が躁うつ病の人にはいいのです。
ただ断り方には工夫が必要です。
今は忙しいからとだけ言ってしまうと、
相手は拒否されたと感じてしまうので、
断る時は必ずフォローの言葉とセットにするようにします。
躁鬱の人との話し方にはコツが必要です。
たとえアドバイスを求められたとしても、
こうしなさい的なことは言わない方がいいのです。
ポイントはやさしい言葉で筋を通すことで、
躁うつ病だからといって特別扱いしないです。
社会的なモラルを守らせることも大切にしましょう。
家族の場合も同様、構い過ぎず普通に接しますが、友人とは違います。
・何もさせない、自分のことだけを考えさせること。
・刺激となるものから遠ざけて、原因を遮断するようにしましょう。
・家に引きこもりでもいいです。それが重要です。