はじめまして
タイトルはアメリカの詩人、ロバート・リー・フロストの【The Road Not Taken(選ばれなかった道)】から頂きました。
選ばなかったこと、選べなかったこと、後悔まではしないにしても、
もしあっちの道を選んでいたらどうなってたかな
なんて、その道を思うことはありますよね。
それでも、
選んだ道を正しかったと言える自分であるために。
ざっくり自己紹介します。
首都圏に何とかカウントできる程度の田舎で逞しく生きる33歳
大学はバイトと奨学金で、自力で卒業しました。
新卒の就職先は土建屋で、手取り14万円のお茶汲みOL。
これじゃまずいと思い28歳の時にメーカーの品質保証に転職するも、パワハラに遭い退職代行を使って逃げました
その後正社員には二度となりたくないと思い、派遣・年度任用職員として大学事務を約3年
本当に好きな仕事でしたが、年齢的なことやライフプランを鑑みて、現在は公益財団法人の団体職員に落ち着きました。
その間に彼氏に逆プロポーズしたら振られたり職場の先輩に大失恋したり
やけくそで婚活・お見合いも経験しました
大学・就職・転職・退職代行・婚活のことや考え事、気に入った哲学など。
適当に綴っていきたいと思います。
”The Road Not Taken”
Two roads diverged in a yellow wood,
And sorry I could not travel both
And be one traveler, long I stood
And looked down one as far as I could
To where it bent in the undergrowth;
黄色い森の中で、道が二つに分かれていた。
残念ながら、私は両方の道を進む事はできない。
一人で旅をする私はしばらく立ち止まっていた。
片方の道をできるだけ奥まで覗いてみると、
その道は、奥の方で草むらに紛れて見えなくなっていた。
Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim,
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that the passing there
Had worn them really about the same,
そして、もう片方の道を覗いてみると、
こちらももう一方の道と変わららなかったが、
何か良さを感じた。
それは草が生い茂っていて、踏み荒らされていなかったからだと思う。
もっともその道を通ることによって、ほとんど同じようになってしまうのだが。
And both that morning equally lay
In leaves, no step had trodden black.
Oh, I kept the first for another day!
Yet knowing how way leads on to way,
I doubted if I should ever come back.
あの日、どちらの道も同じように、
まだ誰にも踏まれずに黒ずんでいない落ち葉に埋もれていた。
よし、
最初の道は別の日に取っておこう!
そう思った。
しかし、その選んだ道が先へ先へと続いていたから、2度とこの場所へ戻っては来ないことを、私は知っていた。
I shall be telling this with a sigh
Somewhere ages and ages hence:
Two roads diverged in a wood, and I—
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.The road not taken(選ばれざる道)
私はこの先、ため息まじりにこの話を語り続けるつもりだ。今から何十年先になっても語り続ける。
「ずっと昔に、森の中で道が二つに分かれていてね、私は—
私は、踏みならされていない道を選んだ。そしてそれが、大きな違いを生んだんだ。」