家で洗える衣類、洗ってはいけない衣類の見分け方
家で洗う事をおすすめしない衣類は、レーヨン・毛(ウール、カシミア、アンゴラ)・キュプラ・シルク・アセテートの5種類の繊維を使用した衣類です。
最近は、家で洗えると言われている衣類が多く出まわっていますが、「家で洗って失敗した!」と相談がある 事も事実です。
「レーヨン」や「毛(ウール・カシミア・アンゴラ)」、「キュプラ」の繊維が50%以上をしめるような衣類や、「シルク」や「アセテート」が入った衣類は家で洗う事はおすすめ できません。
家で洗えるかどうかの基準とは?
洗いには、油(溶剤)での洗浄によるドライ洗いか、水の洗浄よるランドリー洗いかの2種類があります。 洗濯絵表示に書かれた素材・クリーニング表示を確認 して家で洗う物クリーニングに出す物の洗い分けすることが大事です。
基本的に家で間違いなく洗える繊維は、綿・ポリエステル・アクリルの3種類の繊維を使用した衣類です。 この3つの繊維の主成分が50%~100%であれば、水で洗っても縮みや色が出てしまうといった心配が少ない 衣類で、家庭で洗っても安心な洋服と言えます。
しかし、裏地だけがポリエステル100%といった場合は、洗えない可能性があります、裏地があるものは、表地の素材も注意してください。
次に、洗った後にケアが簡単かどうかです。
たとえば、綿のTシャツなどは洗いっぱなしで多少シワがあっても着れますが、
ジャケットやスカートなどはそうもいきません。
シワになった衣類をアイロンで伸ばそうとすると、 難しかったり、時間と手間がかかります。
最近は形状安定素材の衣類が多くありますが、家で洗うか洗わないかは判断してみてください。
学生服は意外と汚れている!
学校がある平日はほぼ毎日着用しているブレザーや学ラン、セーラ服などの学生の制服ですが、清潔さを保つにはどのようにすればいいのでしょうか?
制服を着用している人の多くは10代の学生ですが、新陳代謝が活発で、汗や皮脂などの分泌が非常に
多いため、気づかぬうちに制服が汚れてることも。
また、制服のまま飲食したり野外で活動をしたりする機会が頻繁にあるので、汚れが付きやすいということもあります。
汚れたままにしておくと、雑菌が繁殖して匂いが気になったり、制服の劣化にもつながるので注意が必要 です。
自宅での制服の洗濯は非常に手間がかかる作業です。
洗濯表示どおりに洗い、乾燥、アイロン時間も労力も使う制服の洗濯ですが、苦労のわりにキレイになりにくいのが難点です。
自宅での洗濯が大変な制服ですが、クリーニングに出すことによって汚れがすっきり落ち、型崩れを防ぐ ことができます。
自宅では落とせなかった汚れや黄ばみもきれいに
落とすことができます。