14.2
1 歴史・史跡に関する記述について、最も適当なものを書きなさい。
(1)延暦4年(785)、長岡京造営の中心人物であった藤原種維が暗殺された。この事件に関与し、乙訓寺に幽閉された人物は誰か。
(2)平安京は「四神相応之地」とされているが、白虎に当たるのは何か。
(3)平安宮内裏にあり、天皇の日常の居所の一つで、南面に昇殿を許された蔵人と公卿だけが昇ることのできる殿上の間がある建物は何か。
(4) 鎌倉時代、市中警護のために京中18ヵ所の辻々に設置された詰所のことを何というか。
(5)室町時代、足利将軍家の美術品の管理のほか、芸能や茶事などに携わった人々を何というか。
(6)豊臣秀吉は、京都における居館として「内野」と呼ばれていた地に聚楽第を建立した。その「内野」はもともと何があったところか。
(7)江戸時代、朝廷の監察や京都の諸機関の統括など、京都支配の中心的な役割を担った役職を何というか。
(8)今年(平成29年)、大政奉還から150年目を迎える。その舞台となった二条城の建造物は何か。
(9)慶応4年(1868)正月に勃発した鳥羽・伏見の戦いで、伏見奉行所に陣取った新選組など幕府軍に対して薩摩軍が本陣としたのはどこか。
(10)明治41年(1908)、深草に陸軍第十六師団が駐屯し、京都の市街地と駐屯地を結ぶ道路の整備が行われた。橋脚に今も陸軍の星のマークを見ることができる師団橋のある通りは何か。
2 神社・寺院に関する記述について、最も適当なものを書きなさい。
(11) 出雲氏の氏寺である上出雲寺の鎮守社と伝えられ、応に・文明の乱の戦端が開かれたところはどこか。
(12) 日向大神宮境内奥にある天岩戸をくぐると、厄が抜けるといわれる習わしを何というか。
(13) 大将軍八神社は平安京営の際、都のどの方角を守るために創建されたといわれているか。
(14) 賀茂斎院があったところと推定され、「賀茂斎院跡」の石碑が建立されている神社はどこか。
(15)亀岡市の東北部、御蔭山を神体山として仰ぐ地に鎮座する丹波国一之宮はどこか。
(16)天台宗三門跡の一つであり、桃山時代造営の庫裏が国宝に指定されている妙法院の本尊は何か。
(17) 南禅寺の開山で知られ、東福寺龍吟庵が塔所(墓所)となっている人物は誰か。
(18) 室町幕府の将軍御所である花の御所のあったところに今もある尼門跡寺院はどこか。
(19) 平安時代の作と伝わる庭で、中心に氷室の池がある山科区の寺院はどこか。
(20) 洛中雪月花三名園の一つで、塔頭の成就院にあった松永貞徳作の「雪の庭」が現在本坊の庭として復元されている寺院はどこか。
3 建築・庭園・美術に関する記述について、最も適当なものを書きなさい。
(21)上賀茂神社や下鴨神社の本殿(いずれも国宝)は、切妻造の屋根の一方がなだらかに伸びる。その建築様式を何というか。
(22)醍醐寺の五重塔(国宝)は、京都府内における現存最古の木造建築物である。建てられた時代はいつか。
(23) 京都国立博物館明治古都館や九条山浄水場ポンプ室の設計を手掛け、今年(平成29年)没後100年を迎える人物は誰か。
(24)借景庭園で有名な圓通寺は、もとは幡枝御所と呼ばれる離宮だった。それを造営した人物は誰か。
(25)岡崎にある明治・大正時代を代表する七宝作家・並河靖之の記念館は、邸宅、工房とともに庭園も公開されている。作庭した人物は誰か。
(26)日本の絵画の流派のうち、江戸時代後期から明治時代にかけて活動した岸派の祖で、虎の絵を得意とした人物は誰か。
(27)元東京美術学校の教授で、京都高等工藝学校(現在の京都工芸繊維大学)の教授に招かれ、関西の西洋画を学ぶ画家に影響を与えた人物は誰か。
(28) 幸野楳嶺が中心となって進められた京都府画学校からは多くの画家が輩出された。その中の1人で、「班猫」や「アレタ立に」などの作品で知られ、第1回文化勲章を受章した京都画壇を代表する画家は誰か。
(29) 金箔をはりあわせて厚みをもたせ、それを細かく切り、仏像や仏画などにはりつけて装飾する伝統的な技法を何というか。
(30)仏師・康勝の制作した東寺にある像は何か。
4 芸術・文化に関する記述について、最も適当なものを書きなさい。
(31) 江戸時代の京の工芸文化などを詳しく紹介している山城国の地誌「雍州府志」を著した人物は誰か。
(32) 京都市右京区の鳴滝や高雄、梅ヶ畑付近などが特産地で、京刃物の仕上げにかかせない材料は何か。
(33)江戸時代、深草の元政上人が考案して名物となったと伝わる伝統的工芸品は何か。
(31) 平安時代の歌人の中で小野小町と同時代に生き、三十六歌仙にも選ばれた人物は誰か。
(35) 百人一首に選ばれている藤原家隆の「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは 禊ぎぞ夏の しるしなりける」の歌碑がある場所はどこか。
(36)映画「花戦さ」の主人公で、豪壮な客殿にふさわしい大瓶の「立華」を立てた人物は誰か。
(37)能には平安時代の女流歌人をシテ(主人公)にした曲が少なくないが、和泉式部の霊が出てくる謡曲は何か。
(38) 江戸時代後期の京都の狂言界では茂山家が台頭した。茂山家を召し抱えた大名は何か。
(39) 舞妓の花簪(はなかんざし)は花街の季節を彩るシンボルでもある。8月に舞妓が髪に挿す花簪は何か。
(40) 五花街のうち、先斗町で秋に行われる歌舞会の代表的な舞踊公演は何か。
5 祭りと行事に関する記述について、最も適当なものを書きなさい。
(41) 現在の葵祭の「斎王代」は、「斎王」の代わりとして行列に参加している。「斎王」は皇女あるいは王女によって奉仕されてきたが、その初代賀茂斎王である嵯峨天皇第八皇女は誰か。
(42)葵祭の中で、5月12日深夜に上賀茂神社で行われる神迎えの神事は何か。
(43) 現在、京都市役所市議会議場で、祇園祭の山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が行われているが、江戸時代に行われていた場所はどこか。
(44)祇園祭前祭で山の中で唯一からくりが施されており、山建てを行った後に舁初めが行われる山は何か。
(45)時代祭の中世婦人列に参加しており、かつて、薪・炭などを京の町に売りに来ていた女性を何と呼ぶか。
(46)やすらい茶で、跳びかいながら氏子地域を練り歩く鬼が頭につけているものは何か。
(47) 松尾大社の祭礼、松尾祭の還幸祭で全ての神輿が集合する「旭の社」と呼ばれるところはどこか。
(48)海上安全や大漁などを祈願する江戸時代から続く伝統行事で、「海の祇園祭」とも呼ばれる丹後地方の祭りは何か。
(49)8月16日に「送り鐘」を撞く行事が行われている寺院はどこか。
(50)左京区久多に伝わる風流灯籠踊・久多花笠踊が奉納される神社はどこか。