APC事務局長のブログ -20ページ目

物価上昇に対する考え方


イーチャイナの島です。


過去にこのブログでも何度か、”中国人は値上げを許容しやすい民族”

とか”上昇局面を愉しむ民族” といった事を書いてきましたが、

最近ではどうやら違う反応も出ているようです。


少々限度を超えた物価の上昇に、給料の上昇が追い付いていないのでしょう、

一般市民は相応に不満を抱えており、登り竜中国の上昇局面を愉しんで

いない人も増えてきているようです。


ところが、一般市民は不平不満は言えども、売り手における抜けがけ

(突然の値下げでシェアを奪う)という、日本式の手法は中国にはほとんど

存在しません。


多くの一般市民は忍びの心で、この局面を乗り切っていこうとしている

とのことです。ここが日本人とは全く異なるところで、爪に火をともすような

節約はしません。


皆で稼いで、皆で消費する。 経済のあるべき姿のような気もします。


中国語学習法~やっぱり辞書(書籍タイプ)


先日、イーチャイナの会員様より、


『基本的な言い回しはある程度、問題なくなった。

しかしながら、どうしても会話が続かない。

会話の中で一つ難解な単語が出てくると、そこから

迷路に入り込んでしまう』



といったお悩みを受けました。


私自身の体験からアドバイスさせて頂いたのは、

やはり、その都度(現場)で調べることです。


例えば、今では死語になってしまった、

「传呼chuán hū 」”ポケベル”ですが、


「刘总打我的传呼了,我去打一个电话!」

(劉社長からポケベルが入ったので、電話1本かけてきます)


ベルトに固定したポケベルから音が鳴り、それを確認、

そして、前述の一言、電話する為に駆け出していく、


といった情景を目にした状況で、  chuán hū    とは?


とその場で携帯用の日中・中日辞書で調べるわけです。

1ページ、1ページめくりながら。


これだと1回で覚えます。テキストを読んだりするのとは

大違いです。


ここまで視覚に訴える必要はないにしても、電子辞書で

あっという間に手書き入力で調べるよりも、四苦八苦しながら

ピンインを間違いながら、辞書を引く方が、何倍も頭に

入るもの、と私は確信しています。




中国の高利貸し


中国で闇金融が急増しているそうです。


特に人件費及び各種運営コスト(水道光熱費、家賃、食費、燃料費など)の

上昇が著しく、運転資金に窮した中小企業の経営者が高利貸しに手を出し、

夜逃げ(これは普通)、経営者の自殺(これは中国ではまれ)などが頻発

しているそうです。


これに呼応し、「需要があれば、雨後のタケノコのように・・・・」

といった感じで、金融業者があちこちで開業されているとか。


確かに、弊社の食品事業での中国の取引先もそうです。「日本の方が金利が

安いから少し資金を融通してくれ」といった申し出が割と頻繁になされるように

なってきました。


やっぱり、ここらあたりは中国の場合は日本よりも大幅に露骨で、相場が

上昇すると、色々なコストが上昇します。

ここぞとばかりに、供給側は価格を上昇させ、発注側は結局泣き寝入り

する、というのが中国の図式と言えると思います。


日本の場合は「値上げ」=「悪」という認識があるので、一定期間の猶予を

認めるのが常であり、またこういった状況下では、逆に値下げするような

新興勢力も生まれてきます。

また、値上げをお願いする立場が弱いことが一般的ではないでしょうか。


他方、中国の場合は、「没办法」 仕方がない~ という形でどんどん

全ての値段が上がっていきます。


ですので、中国人は本当にほしいもの、良いもの、おいしいもの などについては

値段を見ずに購入する、という習慣があるのです。


恐るべし、中国人 です。