本学の卒業研究は、半年程度しか時間をかけられません。
ということは、
①約半年で出来ること、
さらに
②「世の中のために役立つこと」を明らかにするという研究者のミッションに触れること、
この2つの体験をさせたい!!という
私の願いを達成できるテーマである必要があります。
「介護をしている家族が思っていることを知りたい」。
ここを知っているのと知らないのでは、
看護ケアを行う際の具体的行動が違ってくるでしょう。
でも、あまりにも大きい。
「◯◯ちゃん、思い切って捨ててみよう。」
「えー?」
「相手が何を思っているのかを知りたい、っていうのはとってもいいこと。
でも、もっと大切なことは1つに絞る。
まず、気になっていることを分類してみました。
次に、その中で一番気になっていることを選びました。
これが彼女の研究テーマです。
「介護サービスを利用する際に感じる『迷い』と『決断のきっかけ』」
これが彼女のダイヤの原石です。
これから磨きます。
実習で感じていた漠然としたものが、研究テーマとして生き返りました!