捨てる難しさ2 | 北出塾

北出塾

保健師さん、看護師さん、ケアマネさん。
保健医療介護の最前線で働く方が
たった「紙1枚」で成果を手に出来る学びの場です。

つづきです。

本学の卒業研究は、半年程度しか時間をかけられません。

ということは、
①約半年で出来ること、
さらに
②「世の中のために役立つこと」を明らかにするという研究者のミッションに触れること、
この2つの体験をさせたい!!という
私の願いを達成できるテーマである必要があります。

「介護をしている家族が思っていることを知りたい」。

ここを知っているのと知らないのでは、
看護ケアを行う際の具体的行動が違ってくるでしょう。
でも、あまりにも大きい。

「◯◯ちゃん、思い切って捨ててみよう。」
「えー?」

「相手が何を思っているのかを知りたい、っていうのはとってもいいこと。
でも、もっと大切なことは1つに絞る。

まず、気になっていることを分類してみました。

次に、その中で一番気になっていることを選びました。

これが彼女の研究テーマです。
「介護サービスを利用する際に感じる『迷い』と『決断のきっかけ』」

これが彼女のダイヤの原石です。
これから磨きます。

実習で感じていた漠然としたものが、研究テーマとして生き返りました!


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