捨てる難しさ1 | 北出塾

北出塾

保健師さん、看護師さん、ケアマネさん。
保健医療介護の最前線で働く方が
たった「紙1枚」で成果を手に出来る学びの場です。

こんにちは、北出です。

暑い暑いと言っていたら、知らぬ間に9月。

暑い中熱く頑張る・・・はずの卒業研究が思うように進まないっ!あせる

北出ゼミの3人衆が困っていること。
それは「捨てる難しさ」です。

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研究活動を進める中で、最大の山場は研究計画書づくりです。
ここをクリアできれば、まあ安心。

北出ゼミでは、「1枚の学校」の型を駆使しながら
研究計画書づくりを進めています。
「S付箋」いう型を使って、
漠然とした問題意識を、卒業研究として数か月間取り組むテーマに絞っていきます。

・・・思うように進まない理由は「捨てる」ことができないから。
1行の中に、あれもこれも盛り込みすぎ。

例えば、この写真のS付箋の「何が?」というところは「介護負担」と書かれています。
だけど、介護負担ってたくさんある。

「私だけが頑張らないと」と背負ってしまうこと、
夜中に起きないといけないこと、
家事と介護または仕事と介護の両立、
もう少しで大事な家族とお別れしないといけない辛さ・・・

「どれについて一番調べてみたい?」
「えー、これも調べたいし・・・でもあっちも・・・」
「じゃあ、どれが一番大変だなあーって思った?」
「うーん・・・」
っていった具合で、絞りきれません。

こっちが困った。(つづく)