過越の祭の時系列 同じ出来事が並行して繰り返されている | "永遠の中から” 私たちは どこから 来たのだろう?

"永遠の中から” 私たちは どこから 来たのだろう?

何の始まりもない 永遠の時から
主ご自身のみが 存在していた
懐かしい 故郷 エデン

全く一つ、エハッドであるイスラエルの神
イエスさまの永遠の完了の業で、救われて
新しい人として生きる ヘブライ語原典聖書
からの発見記録

2024年は明日22日月曜日日没に、過越の祭りがやって来ます。今の時は種無しパンの週=過越を迎えるために、家の中にある酵母、家の中にあるものではパン、クッキーなど酵母が入っている食品を家の中から除去しなさいと神が教えています。

これは明日までに全て完了する掃除です。実際に神が言われた事を実行すると不思議と神は様々な事を教えて下さる発見をします。それぞれが色々とその年その年神から教えられる事があるのです。

 

出エジプト12: 14この日は、あなたたちにとって記念すべき日となる。あなたたちは、この日を主の祭りとして祝い、代々にわたって守るべき不変の定めとして祝わねばならない。 

15 七日の間、あなたたちは酵母を入れないパンを食べる。

まず、祭りの最初の日に家から酵母を取り除く。この日から第七日までの間に酵母入りのパンを食べた者は、すべてイスラエルから断たれる。 

16最初の日に聖なる集会を開き、第七日にも聖なる集会を開かねばならない。この両日にはいかなる仕事もしてはならない。

ただし、それぞれの食事の用意を除く。これだけは行ってもよい。 

17あなたたちは除酵祭=種無しパンを守らねばならない。

なぜなら、まさにこの日に、わたしはあなたたちの部隊をエジプトの国から導き出したからである。それゆえ、この日を代々にわたって守るべき不変の定めとして守らねばならない。

 

異邦人クリスチャンの世界では、イースターと聖餐式と言う事が

教えられていますが、聖書に記されているオリジナルは出エジプト、神の春の祭り過越の出来事の一連を祭りを通して教えられているものです。

まずは聖書に記された正真正銘のオリジナルを知る、人の教えで手を加えられたものではなく、聖書に記されている預言者達、

イエシュアや使徒、1世紀の人達が神に伝えられた通りの記念日を祝っていた、それらが何なのかを知る必要があります。

 

除酵祭りと訳されている祭りは、過越の日からの7日間、種無しパン=マッツアを食べる事であり、神の子らは代々に渡り永遠に過越を祝うたびにこれらをする事を神から命じられています。

イスラエルと書かれていますが、これは”初子” ”長子”代表者だからです。初子を聖別する。聖別された命に神の子らは全て加えられる。

最初に生まれた動物も聖別するとあります。どうしてだろうと思いますよね。全ては、神の命=本来の命に連なる者=初子で代表されるからです。

これは、10の災いの最後の災い”初子”の死にも繋がるものです。これは10の災い=エジプトの10の神々への裁きの時に

説明が必要になるので横に置いて置きます。

 

マッツア=要らないものがそぎ落とされたと言う意味で、マッツアを通して”新しく創造されている”事実を教えられているのです。だから種有り=酵母入りパンでは意味がないし、マッツアを食べる7日間は春の過越の祭りの7日間でする事であると神が教えているのです。時、場所を神が聖別しているからです。

時=神の定めの時、場所=人、動物、場所です。

 

神の言葉に忠実にぴったり沿って実践する時に色々神から教えられるのです。マッツアは一年中お店でも売ってますし、自分でも

作れますが、神の子ら=神に呼び出された人達=カハール、ケヒラ、エクレシア=神の証人=エダである人達は、神の声に応答する人達であり、神は神の聖別した日をちゃんと文字で記して今、

今日も人にそれらの聖別の日がいつなのかをはっきりと伝えています。神の聖別された記念日は歴史の途中で変更などないのです。

復活の命を祝う日もこの種無しパンを食べる真ん中の日で祝うものなのです。

一旦、全部西洋宗教の伝統や教えやしきたりを切り離して、聖書に記された事実だけに戻って、預言者、イエシュア、使徒達、

1世紀の人達が生きていた事を辿って、聖書に記されている通りに実践すると様々に知らない気がつかなかった事柄が見えて来ます。

しかも神の教えは全て実際に生きて学習するものです。マッツアを食べる、7日間食べる、その前に過越の祭りを準備する掃除、

ハメッツ=パン種=要らないものを除去する掃除をしなさいと神が伝えているので、パン種を家から取り除く作業をするのです。”あなたは誰か”と言う事を教えられているものです。馬鹿馬鹿しい〜なんて考えてると見えませんが、神が言われた通りを

実行する人は神と特別な出会いをするのです。

 

カナの婚姻の宴でイエシュアがワインが無くなったので、きよめに使うための6つの水がめに水を満たしてと召使いの人達に命じられて、それを実行して、それらを宴会の世話役の所にまで運んだと言う記録があります。その時に”何言ってるの?”なんてイエシュアに対して質問を彼らはしなかったし、しかもそんな水がめを世話役に持って行ってどうなるのかな?何と言われるだろうと考えたのかどうなのか。とにかくイエシュアが言われる通りにしよう!と実行した人達だけが、水がワインに変わったその奇跡に遭遇し、イエシュアの言葉が現実となった実態を知った!その事実を考えてみると、神の言う通りをした人達だけが体験する事があるのだと分かります。

神がそう言われるなら理解不能のままだけど、とにかく実行する!これが神との出会いをする大きな鍵です。

 

ヨハネ2:9世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。

このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは

知っていたが、世話役は知らなかったので、花婿を呼んで、

 

出エジプトの出来事、過越とイエシュアの業、足跡とぴったり重なるものがあります。その前に、イエシュアが生まれた時も

エルサレムの神殿で”初子”を贖い出すと言う儀式をしたのです。今は神殿がないのでそれが出来ないのです。民数記18章

 

イエシュアが生まれた時の記録を見ると、福音書ではある事柄が

抜けていたりしますが、他の福音書には記されていたりするので繋がりが見えにくいと思います。しかしまずイエシュアの両親がベツレヘムから神殿に初子の贖いの儀式をしに行った記録が記されています。

 

当時の人達、イエシュアが地上に到来する前から、トラー、預言書、諸書に記された救い主を理解していた人達は、預言書のみならず、一般の人の中にも居た=残りの民はどの時代にも居た事が

記されています。そして聖霊はイエシュアを通して新しく創造された事実を受け取る人の中に、どの時代にも住まわれている事実がはっきりとタナックのみならず、福音書以降にも記されています。

ルカ2:25そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。 26そして、主が遣わす

メシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。 27シメオンが“霊”に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のためにトラーの規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。 28シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。

 

使徒2章のシャヴオートの祭りで初めて聖霊が人の内側に下ったと言うのは事実ではありません。この祭りの時に起きた事は、

シナイ山での出来事の繰り返しなのです。神は神の時にどんな形でも神が望む通りに様々な事をされて天の現実を人に知らせているだけです。シャブオートで神の婚姻契約を受け取った。そして

使徒2章以降、終わりの時代に入り、全世界へ同じ契約が伝えられる幕開けを知らせるもの、それが使徒2章のシャヴオートの

祭の出来事です。み言葉=神のトラーはシオンから出て世界へ

伝えられると預言された通りなのです。

 

イザヤ2:3多くの民が来て言う。「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。主はわたしたちに道を示される。

わたしたちはその道を歩もう」と。

主の教え=トラーはシオンから御言葉=ダバル=トラーの言葉はエルサレムから出る。

 

ルカ2:21八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。2:22さて、モーセのトラーに定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。 

23それは主のトラーに、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。

 24また、主のトラーに言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。

(出エジプト13:2、民数記3:13、8:16ー17、18:15)

神殿で初子の贖い、聖別をするために捧げた動物に注目すると

お金が無い場合には、この様に山鳩か家鳩の雛を捧げるのです。

大きな動物は大金が必要だからです。そして、この後すぐにどうなりましたか?

 

マタイ2:10学者たちはその星を見て喜びにあふれた。

 11家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。 

12ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。

2:13占星術の学者たちが帰って行くと、主の天使が夢でヨセフに現れて言った。「起きて、子供とその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。

ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。」

 14ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトへ去り、 

15ヘロデが死ぬまでそこにいた。それは、「わたしは、エジプトからわたしの子を呼び出した」と、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。(出エジプト4:22、

民数記24:8、ホセア11:1)

 

黄金、乳香=フランキンセンス 没薬が捧げられたとあります。

フランキンセンスは神殿の中でたかれる香であり、高価なものです。そして没薬は死体を保存するために使うもの。

ここで最初に黄金とあります。この高価な贈り物は一体誰が用意したのでしょうか?

この人達=学者とあります。東方から来たマギ=天体学を知る

人達であり、バビロンの王などに仕えた”ダニエル”達と同じです。ダニエル達は、王に仕える宦官であり、王に仕える人達は

子供を持てない体にさせられていたのです。去勢され王室に仕えていたからです。だから彼らには相続を渡す子孫もないのです。

 

ダニエルの様な預言者、未来に救い主が来られる事を知っている人達は、その時のために部下であるマギ達に代々私財を託したの

でしょう。500年も前からずっと準備されていたもの。

 

山鳩でしか神殿で初子の贖いをする事が出来ないヨセフであったのに、3年以上もエジプトで暮らす事が出来て、その後イスラエルに戻り家を持ち生活を立て直す事が出来たのはこの黄金などの

高価な贈り物のおかげです。必要な時に準備されたものをヨセフは受け取り、イエシュアはエジプトに降ったのでヘロデ王の初子の殺害を免れたのです。

 

エジプトに下る。アヴラハムの子孫がエジプトに降り、そして

又エジプトから出て約束の地に戻る。イエシュアもイスラエルからエジプトに入り、そしてイスラエルに戻る。

この事実は同じく平行で繋がっています。

 

 

 

続く