福音書〜黙示録に書かれている事は、昇天以降の聖書記者達にはモーセの五書、預言書、諸書しかありません。１世紀当時の人々は全員、聖書とは、モーセの五書、預言書、諸書しか知りません。
この事実を頭の中にしっかり入れて、この事実からだけ考え続けると分かります。
福音書以降は、１世紀にはまだ書かれている途中であり、聖書としても存在していなし、ごく少数の特定のグループの人が読んだのが、パウロの書簡です。その中身もモーセの五書に反する教えなど書いてもない、そして聖書の最後の部分は聖書記者の教科書、タナック＝モーセの五書、預言書、諸書に記された、ほんのほんの短い後書きなのです。
聖書に聖書と書いてあったらそれらは全て１００％モーセの五書、預言書、諸書。聖書は全部モーセの五書を指して話しているからです。
モーセの五書、預言書、諸書に記されたメシアが地上で、永遠の
中にある贖いの業を証明し、そして、世界へ同じ契約書＝トラーが運ばれた、モーセの五書、預言書、諸書にある預言された事が成就した記録なのです。そして最後はエデンに皆が戻る事で完結しています。全部タナック＝モーセの五書、預言書、諸書に一致した事しか記されていません！！！！
福音書以降には、モーセの五書とは別の教えが書かれていると
言う空想は、異邦人の空想、想像の思想であり、ユダヤ人の様にモーセの五書、預言書、諸書を正しく把握している人は、福音書以降を読めば、それらがモーセの五書、預言書、諸書の注解書である事がはっきり理解できます。
現に、エルサレムのヤシバ＜トラーを教える場所＞のラビと
私のヘブライ語聖書の教師である友人達が彼と友人でした。
そのラビが、ある時どういう訳か、福音書以降を読んでみようと、そのヤシバの学びで読んだそうです。
もちろん、そのユダヤ人ラビは、イエシュアを知らない人でした。ユダヤ人ラビや他のユダヤ人も福音書以降は意図的に読まないのです。偽教祖の別の宗教の教え＝神の言葉を捨てて、ユダヤ人を迫害するリーダーの教えと考えているからです。
それらは、ズレた異邦人神学と、歴史の中で起きた異邦人による
迫害により植え付けられた誤解なのです。この点考え直さないと
ならない事なのです。聖書とは違う教えを唱え続けてはならない。
そのラビが、その箇所を全部読んだ後こう言ったそうです。
イエシュアとは、最も偉大なタナック＝モーセの五書、預言書、諸書の解説者であるラビである！と。一度読んだだけで、そんな事が分かるんですよ。なぜでしょう？モーセの五書、預言書、諸書を知っているからです。そこに書かれている事と、福音書以降に記された事が矛盾していないとはっきり分かるから。短いモーセの五書、預言書、諸書の解説が書いてあると、そう読み取れるからです。
そして、その方、後にイエシュアと個人的に出会う事になるのですが。クリスチャン、モーセの五書、預言書、諸書を知らない人が福音書以降を読んだだけで、そこに書かれているのはモーセの五書、預言書、諸書なんて絶対に気が付けません。なぜなら、
後書きが語る、最初の部分モーセの五書、預言書、諸書を知らないから。しかも、福音書以降はモーセの五書、預言書、諸書とは違う教えが書かれている、別の教え、別の契約などと誤解しているから。
普通のユダヤ人でもマタイの冒頭だけを読んでも、モーセの五書預言書、諸書に記された、ダビデの家系の人々の系図が書かれていると分かるのです。それほど、異邦人の世界の聖書の教育と、ユダヤ人のそれとは丸で異なる度合いなのです。彼らは世界の
どこにいてもヘブライ語で常に一年に渡り満遍なく毎週繰り返しモーセの五書、預言書、諸書を読みます。
特にモーセの五書は一年に渡り満遍なく読み続ける事をします。
だから、神の教えが何かを異邦人の理解とは全く違う深さで
知っている、これは私には本当に驚きの世界でした。
逆に神の教えに無頓着の人も大勢いますが。
その様に原典ヘブライ聖書に記された内容を深く、綿密に、人の思想ではなくて、聖書には何が書かれているのかを１節ずつ解説して教えられと言う体験は１５年前以前の私には、皆無でした。翻訳聖書を繰り返し読んでも全く見えない世界、翻訳では床がカーペットに覆われて元の木やタイルが見えない様に、本当の意味が見えない事がたくさんあるからです。別に聖書ではなくても、普通の本でも翻訳と原書とは、言葉も違うし、受ける印象も違うし、文化も背景も違うので、様々な情報が揃わないと原書に書かれている事は味わえないのと同じです。
でも一旦、聖書に書いてある基本的な言葉、聖書の基本的概念
土台、ヘブライ思想で書かれた事柄や、様々な情報を屈指して
教えられて行くと、聖書が最初から最後まで同じ教え、テーマで
綴られている事実がはっきり見えて来ます。
１つの木の様に。ハワイに日立の木と呼ばれる大きな木がありますけれど、それの様に、枝、幹、根、葉は全部繋がり１つの木の様に、聖書も全部つながり、どこも矛盾する事なく、神の言葉は永遠に完全で１つである事を知る事が出来ます。
そして、神が伝える真実を曲げない為に、彼らは１００％モーセの五書、預言書、諸書しか解説していない事実が分からないと
ならないのです。
それはどう言う事を意味しますか？福音書以降の、聖書記者は
１００％全員、１００％モーセの五書、預言書、諸書に同意した
内容しか記していないのです。聖書記者がモーセの五書、預言書諸書に反する教えを書くと言う発想自体が、非聖書思想、異教徒思想、異邦人思想なのです。
異邦人が勝手に、偽のイスラエルの神像＝変身する神、変化する神の言葉と言う思想を作り出して神の言葉を否定し、削除した
思想から、聖書解説をして、マタイの５章にある様な、イエシュアの言葉やマルコ７章のイエシュアが言っても無い言葉を翻訳聖書に挿入させ、食規定が変わったとか、使徒１０章の、ペテロに魅せられた幻の意味などを、とんでもなく勘違いした解説をして食規定が変わった証拠が書いてあるとか、聖書を正しく読み取らない人々により、誤りの間違った聖書解説がされてしまっているのです。
それ以降は、特にパウロの書簡に記された内容の数々を、勘違いした間違った解釈をして、聖書には記されていな意味、間違った聖書解説をしているのです。教師は間違わないなどと思わな方が良いです。アメリカの神学校で教えられる定番の教科書や教えは
聖書とは異なるものから教えられてしまっているからです。
教師ほど、今まで教えて来た事を再検証する必要などないと考えいるし、間違えを正す事が困難な立場はないのです。
ユダヤ人の様に正しい聖書教育を施されていれば、２世紀以降、異邦人がユダヤ人と完全決裂せずに、ユダヤ人の中に残り留まる異邦人が居たならばと思いますが、２世紀以降は、人間が作った西洋宗教と言う教え入り込み、聖書ではない教えが教えられ続けてしまったのです。
でも軌道修正が世界中で今起きているのです。神の時が来たからです。神ご自身が、人に真実を伝えたいと最も願っているお方だから。神は２０００年近く忍耐するほど、忍耐深いお方。
イスラエルもイエシュアに気がつき、１世紀以降よりも多くの
ユダヤ人がイエシュアに今出会っているのです。
異邦人もやがて、神の言葉は１つであり、人の思想と神の言葉とは違う事に気がつく。同じ婚姻契約に生きる＝エレミヤ３１章にある、誰も主を知ろうと言わなくても皆がトラーを頭脳に刻まれて生きる未来が来ると預言されているからです。
よくよく考えて見て下さい。福音書以降も同様ですが、創世記
から、マラキの中には、神の性質が変身したり、神の言葉が変わる事など１つも書かれていません。そして、イスラエルと異邦人と言う二つ別のグループが存在するなども書かれていません。
そして、神の教えがイスラエルと異邦人とでは違う教えであり、
異邦人には未来に新しい契約書が与えられるなど１つも記されて
いません！聖書には書いてなどないのに、異邦人に新しく別の契約＝別の教えが与えられたなんて、勝手に言っているって気が付いていますか？
クリスチャンが新しい契約＝異邦人に与えられた、中身がモーセの五書とは違うと根拠にしているエレミヤ31章には、異邦人への
別の契約でもなければ、モーセの五書の中身が塗り替えられる別物の契約書でもないのです！再更新される同じ婚姻契約＝モーセの五書＝シナイ山で与えられた、神が自らの手で刻んだ永遠普遍の契約書の話をエレミヤがしているのに、全くその事実に気がつけないまま、創作の教えをして、その箇所を間違った解説しているのです。それ聖書ではない。
エレミヤ３１章の新しい契約とは、ユダの家とイスラエルの家に与えられる、再更新されるシナイ山で与えられた同じ婚姻契約〜
はじめの愛＝トラー＝神の教え、インストラクション＝モーセの五書の事を語っている、クリスチャンはその意味を正しく理解した解説を教えられません。異邦人用に別物の新しい契約、新しい教えが出て来ると解説します。そんな事書いてないです。
エレミヤ３１章の契約は、ユダとイスラエルの家に与えられて、異邦人に与えるなどと１つも書いてません。異邦人に与えられる別物の契約、新しい教えなんて聖書のどこにも書いてないのですよ。書いてないのに、書いてあると考えているのは、裸の王様の衣装、空気椅子と同じです。実在しない。
神が伝えているのは、神の契約を生きる事から離れたイスラエルの家が、ユダの家と再び１つになり、修復され、誰も主を知ろう
と言わなくても神のトラーが人の頭脳に腹に刻まれて生きる時が
来る、未来預言なのです。そして、異邦人は、自然のオリーブの木＝イスラエルと言う大家族の中に、接ぎ木される野生のオリーブ、イスラエルの羊の囲いに加えられる、別の羊達＝異邦人と
説明されているでしょう。イエシュアも。同じ家族に加えられると聖書には書いてあるのです。
それはタナック＝モーセの五書、預言書、諸書に記されている事
をイエシュアは伝えているのです。
イエシュアが語られた教え、使徒やパウロが語って教えた教えは
１００％モーセの五書、預言書、諸書のみ！彼らの教えは、モーセの五書、預言書、諸書に１００％同意していると言う、事実を
クリスチャンは全く見逃しているのです。
次回からは、聖書ではない思想〜デイスペンセーション神学の
エラー誤りの詳細に迫る記事を書きたいと思います。
この神学は、知らないままに、クリスチャンの信仰の土台と
されている非聖書的思想なのです。
続く