コーランに、イスラエルが存続せず衰退すると書かれていて、
様々な迫害に合い、世界に散らされながら、
尚もイスラエルと言う国が存続し続けるので、
これを、どうにかせんとあかんという思想。
自分達でイスラエルを抹殺しましょう宣言で、
2014年のガザ地区からの攻撃が
始まった様に、イスラエルが存続しては駄目だと
中世の教父達は信じていたのです。
世界にはその様なリーダーがいつもいます。
凶器のさた?ミサイルを勝手に飛ばし、仮想敵国を
威嚇する人達。
実際にミサイルを打ち込まれなくても、Jアラーとを聞いた
だけで、日常生活送れないほど、固まる、凍り付く。
いつも、世界が敵で、イスラエルであるだけで、
迫害される人のその気持ち、以前は理解出来ませんでした。
中世に至るまで、何世紀にも渡り、ユダヤ人と、トラーは
呪いを受けていると言われ続け、今も言われています。
ヘブライ語のトラーを、ギリシャ語の多種多様な言葉に
匹敵する訳語=ノモスと言う言葉が使われ、
その翻訳で律法と言う不適切な言葉に訳されてしまい、
トラーは、古い教え呪いの書と言う、
教えを私は聞いて来ましたが、こう言う教えが出所で
あった訳なのです。
その呪われている書や、呪われている民族=ユダヤ人が
直も存続している事に、戸惑った中世教父達。
存在してはならない人達=ユダヤ人と信じていたからです。
それでは、それに見合う理由を作り出さないとならない
と言う事になったのです。
オーガステイン<紀元354年ー430年>も
ユダヤ人に対決する説教の中で、様々な解説をしています。
”ユダヤ人の信仰=トラーは、キリストが地上に来られたので
既に崩壊したのである。
<これこそ、永遠不変の神の言葉を曲げて、トラーを捨てた
諸悪の根源的人造神学ですが。神がいつそんな事言ったのか、
聖書に戻り調べれば分かります。>
イスカリオテのユダは、ユダヤ人のイメージそのもの。
ユダヤ人の聖書理解は、肉的な理解そのもの。
<どちらが、肉的な理解なのか?>
ユダヤ人は、キリストを死に至らせた責任がある。
<これこそ、肉の目。神から見たら、これこそが
神のプランであったのでしょう。人間の手、決断を
介したとしても、神のプランが遂行した事実を
見ない、肉の目の解説。>
ユダヤ人の先祖が、キリストを殺したのだ。
オーガステインが、一体何を証明しようとしているのか、
分かると思います。
ローマ皇帝教=新宗教の教えが正しく、
トラーは間違っている、トラーを抹消すべしと言う事を
証明し、そのトラー=契約の命をガードして生きるユダヤ人が
邪魔な訳です。
ローマ皇帝宗教が出来るまで、神の言葉を曲げない異邦人
信者達も、パウロや使徒達、ユダヤ人信者=ナザレ派と
同じく、トラーそのまま、その通りそっくり生きていた事実が
あるのです。4世紀まで、レビ記23章以外の、
今の様な世界に浸透する教えや、
宗教の祭り事など一切存在していない、誰もそんな祭りを
祝った事なども無い、知りもしない世界だった事実に目を
向けると、誰が様々に、神の言葉を変形した教えを作り出して、
それが世界に受け取られて行ったのか、調べれば
はっきり見えて来ます。
ここを、誤解しないために、様々な事を分解して、
一つ一つ見て行く必要があるのです。
この記事を読んでくださっているる方が、どんな方々で
あるのかは、知る事が出来ませんが、もし、プロテスタント
と言う宗派に属する教えを信じている立場だとしたら、
考えてみると分かる事があります。
16世紀に宗教改革があるまで、この中世の世界の
西洋宗教宗派は、”カトリック”しか無い時代なのです。
後に出て来る、プロテスタントも、カトリックと
様々な多くの共通点、ルーツを共有しているのです。
元は、トラーを破棄、古い律法で終わり、新しい契約が
出て来たと言う教えを信じていると思います。
トラー=イスラエルの生きるライフスタイルとは、
とても異なる事でも分かると思います。
もし、プロテスタントの方が、カトリックに改宗せよと
政府から今強いられたら、一体自分はどうするだろう?
又は、カトリックの方が強制的に、プロテスタントに
ならなければならないとされたら、どう思うのだろ?
と考えてみてください。
続く