こんな言葉を何度も聞いた事があると思います。
ユダヤ人はキリスト殺しの罪があると。
世界は反ユダヤ主義思想で満ちています。
日本の中では、さほど根強く無いですが、
世界では、それは肌で感じるほど、
根深いものなのです。
誰かの思想が、誰かを迫害して行くのです。
同じ人間なのに。
とにかく、イスラエルに関してどれほど曲げられた報道を
世界がし続けているのかと言う現実を、2014年の夏、
イスラエルに滞在していて、直に生に、
始めて体験、知りました。
その年の夏は、丁度ガザ地区から、イスラエルに向けて、
ミサイル攻撃が始まり、戦争になった年です。
<ミサイル攻撃は時々あるそうですが、ニュースにも
ならないそうです。>
ガザ地区から、イスラエルの国内に向けて、
地下にはトンネルが掘られ、イスラエルを全滅
殺戮すると言う宣言がされたのです。
これ本当に恐かったです。
どこから、敵が出て来るのか全く分からないと言う
恐怖。
今も根付く、”イスラエル”抹殺思想。
彼らの書、コーランには、イスラエルと言う国は
存続してはならない、呪われた民族であると書かれて
いるのに、イスラエルが今も存続しているのは
在ってはならない状況。
イスラエルが存続していては、彼らの書が偽ものになるので、
とにかく自分達の手でイスラエルを、全滅、潰さない事に
は駄目と言う事なのです。
そして、世界の報道も嘘だらけでした。
誰もイスラエルの味方ではないと言う事を
目の当たりに知りました。
これは、いくら偽情報を流されていると
現地から生の様子を直接伝えても、
同じ兄弟姉妹である人々さえも、
ニュースの偽情報を丸呑みに信じ込み、イスラエルが、
悪者、戦争なんかする悪いものと言う態度が
ほぼ殆どでした。
トラーには、殺すなかれとありますが、
正当防衛は認められるのです。
自分が敵に襲われたら、そのまま敵のするままに
されて居なさいなど、そんなのは、聖書の教えでも、
アバ父の教えでも無い、全く違うのです。
トラーでなんじの敵を愛せよの敵とは、命を狙い、
攻撃してくる敵の事などでは無いのです。
イスラエルは、どんな時にも戦争などしたいなんて
微塵にも思っていないのです。
経済はストップし、社会生活、個人生活は
乱され、しかも命の危険にさらされ続けるのです。
彼らの本音は、お願いですからどうか静かに放って
おいて下さい!の一言に尽きるのですが、世界は、
いつでも、イスラエルが攻撃を仕掛けたと言う、
報道になっているのです。
詰まり、反トラー、反ユダヤ思想にどっぷり浸かり、
今も深〜くその思想が根付いているからです。
嘘の情報は光ファイバーの如く世界を駆け巡り、
真実を見分けよう、知ろうと吟味しない人々の中に、
そのまま嘘が浸透するのです。
過去から同じ事がずっと繰り返されています。
その一つに、キリスト殺しのユダヤ人と言う
レッテルを張られ、ユダヤ人迫害の根拠になりました。
ルターさえも、始めはユダヤ人に熱心、好意的だったのが、
後に反ユダヤ思想に翻った人の1人です。
プロテスタントの世界では最大のヒーローですが、
彼は晩年、悪魔に手を貸す書物を書いてしまうのです。
結局反ユダヤ思想、毒舌をかました教父達と全く同じ事を
してしまった深い罪、ズレを行なった。
ルターの反ユダヤ思想、ユダヤ人迫害の書が、
ヒットラーの行なったホロコーストの根拠、
教えの元になってしまったのです。
その様な事は、神学校では絶対に語られないと思います。
元々、イエシュアが木にかけられて処刑されたのは、
ローマ政府の元に於いての処せられたのです。
ローマ政府の最高刑=木にかけて処刑。
ヘブライの世界、トラーの中での一番重い刑は、
”石打ちの刑”です。
これだけ考えても、イエシュアはローマ政府の法の元
処刑された事実は明らかなのですが。
考えて行くと見えて来る事があります。
もちろん、その中にユダヤ人も居たでしょう。
何故なら、神を冒涜していると本気で信じて
いた人達が居たからです。
イエシュアが、トラー、預言書、
諸書に書かれた救い主であると言う事に、
目が開かれない人達が、
どの時代にも居たからです。
自分達が、この偽物の教えをする人、自分を神と
宣言するこの冒涜を言う人を、
封じ込めるのが、自分達の任務だと
純粋に本気で思ってそうしていたからです。
今でもあるのです。丸ごと永遠不変の神の言葉を、
本気で終ったと思い込み捨てる去ると言う教え、
行動、これも同じ行為なのです。
本気で思い込んだら、嘘でも、自分の信じる
その思想に邁進する。
気がつかない間に、実はイエシュア御自身に対して
敵対する行為をやってしまっている。
それと、同じ事です。
続く