人の発言する言葉、教えとは、本当に他者に対して、重たい責任があるものです。
人の教え、言葉によって、回りの人達、果は世界に対してどの様にも、影響を与えてしまうからです。
トーヴ=神の意図通りか、ラー=神の意図通りではないかに
よって、導かれて行く”デステイネーション”=最終到着地点、
人生の内容、実態が変わってしまうからです。
曲げられてしまった、神の言葉=トラーは、世間に語り続けられても、何故神の言葉を曲げらてしまったのか?、何故
神の教えや、神の契約が途中で変わってしまったのか?と言う、聖書の記述とは違う事実、その由来は、歴史の中に
埋もれたまま、知る人ぞ、知る、調べる人ぞ知るのみで、
余り語られる事はありません。
神の言葉を変えたと言う、先入観から語られる教えは
世界に浸透してしまっているので、神の言葉は、契約は新しく、変更されたのだ〜と宣言しても、世間に、誰にも違和感持たれないのに、<ユダヤ人に対しては、拒否を食らう教えですが>
神の言葉は永遠不変、トラーは今も有効、プラス聖書は丸ごと
全部トラーと言う日には、”律法、古い教えに戻る気か?
悪い考え!聖書とは違う〜”とぼこぼこに叩かれ、
反発を食らってしまうのが普通ではないでしょうか。
世間の批評、信奉の壁とは、本当に分厚いものだと思います。
前回の記事の、4世紀の異邦人教父クリュソストモスの
残した意図的にユダヤ人に対して、悪意を持たせる
メッセージの内容は以下の様でした。
その目的は、我々=新宗教の教えに反する者達は、
罰する。
彼ら=ユダヤ人=トラー=ユダヤ色ある聖書の教え=聖書にある
ヘブライ色のある、シャバット、祭り、生き方をする事を何としてもやめさせようと試みた。
トラーに書かれているライフスタイルを守る人達を、
我々の敵と呼んだ。
こんな教えを、リーダーである教父にされてしまったら、
普通の意識だったら逆らえない。よほどの覚悟が無い限り。
トラー=古い=悪い=終った教えと言う意識は、この様な人間が造り出して浸透させた教えから来ているのであり、神や神の使徒達が、途中で新しい教えを造り出したのでは
無い事は、聖書だけに戻れば明かな事実なのです。
教父クリュソストモスの反ユダヤ、反トラーの
8回シリーズ講義。
1 ユダヤ人のベイト カネッセット=会堂は売春宿である。
2 ユダヤ人は神を信じてない、礼拝していない。
3 ユダヤ人は殺人鬼。
4 悪魔に取り付かれた人々である。
5 彼らは、飲んだくれ、放蕩息子、豚。
<異邦人が豚を食べて豚と同化しているのであって、ユダヤ人は神の定めた禁じられた動物=豚など食べないのです。>
6 ユダヤ人は人殺し、互いに殺し合うなどなど。
4世紀のローマ宗教を信じる人達に対して、これらの説教を
して、ユダヤ人を擁護する人達は、その日には容赦しないぞと
言う説教を立て続けに行なったのです。
怖いですよね。完全に脅しです。神の意図から外れた説教。
詰まり、トラー=聖書に書いてあるユダヤ色ある事を
信じる、ガードしてする人達は、罰せられたのです。
神の言葉を、生きる事に対して、教父が半旗を翻す教えを
したのです。
神の言葉=ヘブライ色ある事をする日には、
殺されてしまうとするなら、それは異邦人=新参者である
人達は、全部トラーの中身=神の仰せを生きる事を
平気でやめるでしょう。
イエズスの御名を唱えていれば、救われているんだから、
少し位違ったって平気と、そこで辻褄合わせれば納得出来て
しまうでしょう。異邦人なら。ユダヤ人は別ですが。
シャバットは、ローマ皇帝が造ったものに変身し、神の定めの日
祭りも全部終って、別ものが取入れられた事実がちゃんとある。
しかも、当時は一人一人が聖書など持ってない。
詰まり、教師にどんな教えをされようと、それが嘘かまことか
神の言葉に戻り調べる、確かめる術が無かったのです。
調べようなんて考えも無かったでしょう。
教父の教え=神の声=言葉なんて言われたらそう思い込んで
しまう弱さ。
イエシュアのフォロワー達も、トラーを知らないなら、
聖書の知識が無いから分からない。
ローマ宗教は、教父達=神的存在になってしまって
いて、教父の言う事なら全部間違いないと言う事になって
しまった。上の人の言う事に間違いない。
これは、本当に危ない事なのです。
続く