創世記 1:14
神はまた言われた、「天のおおぞらに光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、
天の万象は、神の定めの時を司るために、造られたと
ヘブライ語では書かれています。
季節＝モアデイム＝神の定めた時と言う意味です。
そして、シャバットは人の生きる、そして福音の全ての中心。
神が造られた人間の生きるデザインの中心。
私達が誰であるのか？を知るために。
神がどんなお方であるのか知るために。
神と人と、また人と人と神を中心に関係を持つ、
究極の喜びのデザインを知って生きるために、
神がこの日を造って下さったのです。
目を覚ましていると言う事は、神の言葉にいつも
注意を払い続ける事。
神の言葉＝声＝コルの下に居て、声の中に居て、
神の言葉を聞くとヘブライ語で書いてある。
神の仰せは、神と人を結ぶ綱＝”絆”なのです。
そうヘブライ語では書いてある。
神の仰せ”ミツヴォット”とは、繋がると言う意味があるのです。
人が神と繋がる、結ばれていると言う意味です。
神の言葉のストリング＝絆＝糸で結ばれている。
離れない様に、しっかり結ばれる＝これが神の仰せ、
神の言葉に”聞く”シャマー＜従う、服従する、従順と
言う訳は不適切です＞
神の言葉に聞き入る。深く深く繋がれる。
究極の親しさの関係に繋がれる＝神の言葉に聞き入り
それを断ち切らない事。
これがヘブライ語聖書の中に、”鍵”だと書かれています。
だから、神のトラーを捨てる場合、神の絆、安全綱を
切り捨てて生きる事なのです。
聖霊の親しき御交わり〜と昔唱えていた、あの祝福の
祈りの意味が、見えて来るのです。
10人の中の、5人の花嫁。
油を内側に持っていて、準備が出来ていた花嫁。
イエシュアの言葉に聞き入り、その足下から離れなかった
マリア。全部繋がっています。
神の言葉は何を語っているのか？
神の言葉を何より、愛する。
神の御顔を何より慕い求めるとは、その事。
神との関係を何より慕い求める人は、神の言葉＝顔＝実態を
何よりも求めるとある。
誰も神など求めていないと書かれているのは、
神との究極の親しさではなく、神御自身を求めるのではなく、
御利益、無病息災、商売繁盛と異教の神々に仕える人達と
同じ思考回路。
慕い求める人と、何十時間も、寝るのも忘れて、
飽きずに、顔を眺めて、話し、とことん腹を割って
語り合う事に喜びを見いだしていた、
あの状態を思い出してみると分かる。
一体何を、自分は神に願い求めているのか？
ナファーシュ＝内側の婚姻関係で結ばれているごとく
究極の親しさの中に、関係を結び繋がれている実態を
味わう事。それこそがまさに、喜びの源。
生ける水の源。
喜び＝生きる力と書いてある通り。
喜び＝エデン＝神御自身＝神の言葉＝実態。
それは、神の言葉＝神御自身の御顔を何より慕い求める
それそのもの。はじめの愛＝トラー＝神の言葉＝神の御顔
実態を何より願う、その態度。
シャバットは、究極の親しさ、交わり、関係を今一度
皆で取戻すために、週に一度一緒の日に、同じ気持ち＝頭脳＝思考回路で神の前に出る。皆で祝う、神を互いを祝福する日。
シャバットは、神と子供達、そして男性女性、老若男女問わず
皆で互いを祝福する日なのです。
何より心待ちにする日。喜び、幸せ、安息して休む。
人間の努力や活動を止める日です。
お互いを、お互いに与えられた贈り物の存在である事を
知り、体験し、エンジョイするために。
神の造られたデザイン通りの関係を何れだけの人が
喜び味わっているのだろう？
お互いの顔を覗き込み、お互いの声を心の声を聞き取り合い
理解し合い、修復し合うために。
創世記2:1
こうして天と地と、その万象とが完成した。
2:2 神は第七日にその作業を終えられた。すなわち、そのすべての作業を終って第七日に休まれた。
2:3 神はその第七日を祝福して、これを聖別された。
神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って
休まれたからである。
神の言葉は丸ごとで一体。一つ。
エハッド。別々の二つの契約や、変化した約束があるとは、
聖書に書かれている神の言葉とは、まるで異なる教えである事を
ヘブライ語聖書に戻ると発見するのです。
一つの親、一つの家族。一つの家族の家訓。
一つの家族の暦、呼び出し日、記念日。
別々の教えや、契約や、別々の呼び出し日なんて無い。
人が勝手に造り出した教え、呼び出し日ではない。
神が指定した日。神が言われる言葉だけを聞く。
その日に神は、聖書に出て来る歴史の中の重大な出来事を、
必ず神の定めの日に起こしていた事に気がつく人は
目を覚ましている事が出来るのです。
気がついて。
過ぎ越の祭りに何があったのか？ シャヴオートにどんな
出来事が起きたのか？
自分で考えて読んで、調べたらはっきり見えて来る。
神は正確な暦を持っている事。
これから来る全ての予行練習を、神の定めの時の中で
行なっているからです。
アレフからタブ＝アルファでありオメガ。
神の言葉はアレフからタブまで丸ごと一つ。
一つの大家族のための、一つの契約、一つの約束。
一つの家族への修復の道のり。
聖書に書いてある、豊かで深い永遠の神の言葉のヘリテージを
世界は取戻しつつ在る。
今日も、この日この時、神の言葉＝コルに応答する人達。
イスラエルの神は、神の定めの時に、人々と特別な出会いをすると約束された事を、2017年9月2日現在も、神の約束は
変わらずに同じ。
Shabbat Shalom