記事の続きの前に、ぜひ大前提を軌道修正しないと
分からない事が有ります。
以前の私も含めて、多くの人はこんな風に教えられ、
考え続けて来ませんでしたか?
イエシュアが昇天された後、使徒2章以降、
新しい教え=別の新しい契約=トラーを削除、破棄した
教えが出て来て、今度は異邦人へ新しい契約が渡され、
古い契約=トラーは破棄され、
そして、キリスト教=キリスト教会なるものがが出現した。
ちょっと立ち止まり考えると分かります。
聖書の中には、西洋宗教、カトリック=プロテスタント、
それらのどれも書かれて居ない事が事実。
そして、今書いている”ローマカトリック宗教”出現の
経緯。それ以前に、ローマカトリック無しに、
プロテスタントキリスト教は存在していない事実に
軌道修正してみて下さい。16世紀まで、今の様な
プロテスタントキリスト教なるものは、存在さえしていない
と言う事が事実です。
カトリック無しに、プロテスタントは無い。
何故なら、宗教改革を唱ったルターはカトリックの修道士、
神父さんだったのでしょう?
さて、それ以前に”聖書”の中には、バビロンの異教の
神々、エジプトの神々の教えを混ぜた教え=ローマ皇帝の
造り出した宗教など書かれていない事に軌道修正する。
そして、一世紀にイエシュアを信じる人達は、この殆どが
ヘブライ人なのです。
彼らが一体何を信じていたのか、ご存知ですか?
彼らは、ローマカトリックの教えを信奉していたの
ですか?
答えは、聖書にあります。
1世紀、聖書に書かれている、イエシュアを信じる人達=
彼らは、トラーを丸ごと、預言者、イエシュア、
使徒、パウロと同様、トラーのみを信じ、
その解説の預言書、諸書を学び、トラーに
書かれたライフスタイル全てを生きていた。
まさか〜と思いますか?聖書を読めばその事実は誰でも
分かる事なのです。
彼ら初代のヘブライ人、イエシュアの信者誰一人、
ローマ宗教の造り出した、”タムズ”=太陽神=
バビロンの神=異教の神々=エジプトの神の祝いの日など、
祝っていなかった事実に戻って下さい。
彼らはシャバット=金曜日の日没開始、止まる日を
祝い、一年に渡る、レビ記23章にある、神の指定した、
神の定めの日=イスラエルの神の子らの印=ひたいに
つけられた印=である例祭を生きて祝い、
トラーに書かれた、衣食住、ライフスタイルの
全てを生きていたと言うのが事実なのです。
トラーの教えを、捨てて、破棄して新しい教えを
生きたと勘違いさせられ続けているだけです。
とすると、現代のトラーを捨てた、トラーは
律法=終ったと言う事を本気で信じ、公に宣言し、
伝達し合い、ローマ宗教の造り出した、タムズの祝いの
日を祝う、現代のスタイルのキリスト教の教えを生きる
人達と、1世紀のトラー丸ごと生きる、イエシュアの信者が
全く違う信仰、ライフスタイルであると言う事が、
分かるはずなのです。
この事実に戻して、ぜひ考えて行かなくては
ならないのです。