使徒21章に繋がる、または16章でパウロが変わらずに
”テモテ”へ”アブラハムの割礼”を授けているその事実の前に、
15章で語られている事の続きを書いて行きます。
その前に、パウロがトラーを変えているとか、削除している
のだと言うその”間違った前提”、誤解を削除して、この
箇所を読んで見るのです。
パウロ達がここで話し合っている事は、”トラー”の中に
描かれている”契約の印” どれ一つも削除していない。
神の言葉をパウロは、一生涯一点一画も否定する行動
言動などしていない事に気がついて下さい。
そして古代から、今もずっと同じ様に現在でもイスラエルが
その”契約の印”を保存して生きて居る様に、神の言葉は何も
変わっていないのです。
人間が変えたとしても、神の側では何も変わっていないと
言う事を揺るがさないで読んでみる。
もちろん、パウロはトラーの中身の一点一画も変えていない。
パウロがガマリエルの門下生であり、
”わたし パウロはヘブライ人の中のヘブライ人”と言う言葉の
表現の意味が分かればはっきり分かります。
使徒22
知識が無かった以前には、そんな言葉の意味する事が何なのか
分からないままでしたが、その言葉の意味する事が
100%トラーの姿を生きる人=地の塩=契約を保存する人
=生粋のトラーに生きるヘブライ人中のヘブライ人と言う
意味である事が分かれば、分かるのです。
さて、15章で語られている事は、トラーの中身を変更した教え
ではなく、”負えないくびき”=人間の造った、トラー以外に
幾重にも重たい、人間のルールを異邦人には負わせない。
けれども、イエシュアを信じ始めた異邦人も、トラーの中身が
分からず、汚らわしい行為に手を染めているのだと、
ユダヤ人側に誤解されないための最低限知らなければならない、
守らなければならない事がある。
純粋にユダヤ人の側も、異邦人に”トラーコミュニテイ”と”神殿”
を荒らされないために、色々な対策や教え、異教徒の社会で
イエシュアを信じながら生きる、異邦人達、
汚れた行為をする異邦人に対して”緊急の応急処置”
ユダヤ人達に誤解されないための、これだけは絶対に
しないで!と言う打開策を打ち出したのが15章。
その以前にあった問題は、異邦人に課していた”先祖も
負えぬくびき”。その”負えぬくびき”とはトラーの事では
ありません。
イエシュアを信じても、異教の神殿に、日常関わって生活
しなければならない異邦人に対して、汚れから身を守るための、
口頭トラー=ハラハー=トラーの適用なのですが、それが
トラーに書かれている事とは異なる、
神の意図から逸脱したものがたくさんあったのです。
トラーの真意とマッチしない”口頭トラー”が々ある。
それを、イエスさまも指摘してたいたでしょう。
あなたがたは~~~と聞いて来た、でも私は~~と言おうと。
これを、聞いて”ほら トラーは終わり!”なんて解釈するのは
生まれつきの異邦人だからなのですね。
ユダヤ人が、”トラー”=自分達への神の永遠の婚姻契約を
捨てたり否定したりする訳がないからです。
イエシュアが誰か?ヘブライ人である事の意味が分からない
からなのだと思います。
そして、主の与えた荷、くびき=トラーは負い易く、
神の言葉は私達の
腹の奥底=全身に甘くと書いてある通りなのです。
続く