出エジプト 19:4
『あなたがたは、わたしがエジプトびとにした事と、
あなたがたを鷲の翼に載せてわたしの所に
こさせたことを見た。
”なんだか翻訳だと無味乾燥な言葉=わたしの所へこさせた。”
ですね。
もっともっと麗しい事が、書かれている。
”わたしの元に引き寄せた”一番近い場所に引き寄せた。
顔の前に直視出来る場所に引き寄せた。
花婿が優しく手を差し伸べて、花嫁を腕に抱き寄せる。
自分自身の中に取戻した。
大事な大事な花嫁。偽の主人から代価を払って、
買い戻した。
なんだか恐ろしい、こわ~いイメージしか湧かなかった
シナイ山の出来事。
花婿が花嫁を娶る時の言葉。
すごい事が本当は書かれているのですね。
婚姻儀式です。
エジプト人がイスラエルに対してした事。
あの何ヶ月にも渡る10の災の出来事。
奴隷の国から、取戻す、引き出すための、
全てをイスラエルのためにした、イスラエルの神。
19:5 それで、もしあなたがたが、まことにわたしの声に
聞き従い、わたしの契約を守るならば、あなたがたは
すべての民にまさって、わたしの宝となるであろう。
全地はわたしの所有だからである。
想像力をマックスに働かせてこの箇所、場面を読む。
このシナイ山での出来事は、婚姻セレモニーなのです。
古代中近東諸国の人なら、ユダヤ人なら
これを読むだけで婚姻契約だと分かる、
その婚姻契約用語で話しているのです。
律法なんて”偽の概念”削除すればと、包皮、肉のベールに
覆われている耳、それを取り除けば、主の本当の声、
優しいあま~い声のトーンそれが聞こえて来る様になる。
うわ~凄い事が書いてあるのですね。オリジナル聖書には。
ここで語られる神の言葉、声は”花婿”のそれだと
分かります。
このシナイ山の箇所。なんかイメージでは暗く、怖い!
怖い神が、ガミガミ怒鳴っている様な雰囲気で
読んでいました。
おそろしや~の世界。縮み上がってしまう~。ブルブル~!
訳の分からない民は震え上がる。でも主と究極の親しさの
中にある人達は、感動のシーンと全く一つの事を
別々の意識、領域から体験しているのです。
”この聞き従い”と言う箇所は、大分ニュアンスが翻訳だと
違うのです。
花婿 全宇宙、全世界の王の王、主の主である”花婿”。
聞き従う=あなたの”聞く” 聞いている行為、
あなたが、私の声の中で、私の言う事をその真意を本当に
捉えて聞いているならと言う意味です。
従うと言う言葉は、ヘブライ語聖書には出て来ないのです。
その”花婿” 夫の声なら、どんな声のトーンの
その語る言葉を聞くのでしょう?
優しさ、温かいまなざし、守り、保護、柔らかさ、
花嫁を守る、愛する その情熱~!それらの声が
聞こえますか?
花嫁が望む、憧れる、恋い慕う関係のアハバ=裏切らない
揺るがない、変わらない永遠の婚姻契約の愛を
保護、必要の全てを与えてくれる花婿。
人の腹の底から望む願望、愛、麗しく親密で、
喜び溢れる関係の全てを、提供してくれる”花婿”。
うう~~~~~んそうです。本当に神の言われる事の
中核を捉えて、神の言われる事を聞き取っているなら。
主がどんなお方か、何を私達に言って下さっているのか
聞こえるはず、分かるはずなのです。
あなたが、”あなた自身”=神の似姿の花嫁である事を
知るなら、そして、”この婚姻契約の究極の親密な関係を、
命をかけて 全存在でガードするなら”
どうなると書いてありますか?
続く