黙示録2:10
あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない...死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。
今からおよそ150年前、イギリスのウェールズにおいて大リバイバルが起こりました。
その結果、多くの宣教師達がイギリスとドイツから東北インドに福音を伝えにやって来ました。
その時、東北インドは今日のように沢山の州に分かれていませんでした。この地域はアッサムと呼ばれ、何百もの部族から成り立っていました。部族のコミュニティは本質的に非常に原始的で攻撃的でした。
部族はコミュニティの男性メンバーが、出来るだけ多くの頭部を集めることを求める風習があったので、ヘッドハンターとも呼ばれていました。妻を保護する男の強さと能力は、集めた頭の数によって評価されたのです。
従って、結婚適齢期の若者は、それらを彼等の家の壁にかけたのでした。男は所持する頭の数が多いほど、考慮される資格があったのです。
当然、彼等(宣教師達)は歓迎されませんでした。
あるウェールズの宣教師が、一人の男性と妻、そして二人の子供達を(キリスト教へと)転換することに成功しました。
この男性の信仰は広がり、多くの村人達がキリスト教を受け入れ始めたことを裏付けました。
怒った首長は、村人を召喚しました。彼はそれから最初に、信仰転換した家族を彼等の信仰を放棄させるか、或いは死刑に直面させるために呼びました。
聖霊に動かされて、その男性は咄嗟に後に有名となる歌を作曲し歌いました。
私は、イエス様に従おうと決めました(x3)
引き返しません、引き返しません
たとえ、彼等が私を殺しても
私は、イエス様を離れません
その男性の拒絶に激怒した首長は、二人の射手に子供達二人を射抜くよう命じました。
男性の二人の子供達が床の上で痙攣している中、首長は、「お前の信仰を否定するか。お前は二人の子供達を両方とも失ってしまったんだぞ。これでまたお前の妻も失くすきか!」と訊きました。
しかし、男性はこれらの言葉を返しに歌ったのです。
誰も私と共に行かなくとも
それでも私は従いましょう(x3)
引き返しません、引き返しません
その首長は激怒して、彼の妻を射抜くよう命じました。一瞬の内に死んだ彼女は、二人の子供達と一緒になりました。
すぐさま首長は最後に、「私は、もう一度お前に信仰を否定したら、生きるチャンスを与えてやろう」と尋ねました。
死に直面した男性は、最後に記憶に残る歌詞を歌ったのです。
世を後にして、十字架を前にして(x3)
引き返しません、引き返しません
しかし、彼等の死と共に奇跡が起こりました。
殺害を命じた首長は、その男性の信仰に感動したのです。彼は、「なぜ、この男や妻、それに二人の子供達は、2000年ほど前に別の大陸の遠く離れた土地に住んでいた男のために、死ななければならなかったのだろう。家族の背後には、何か超自然的な力があるに違いない。私もその超自然的な力が欲しいものだ」と不思議に思ったのでした。
自発的な信仰告白の中で、首長は、「私もイエス・キリストのものです!」と宣言しました。
群集が、彼等の首長の口からこの言葉を聞いた時、村全体がキリストを彼等の主、救い主として受け入れたのです。
これが、実演における神の力です。
黙示録6:11
すると、彼らのひとりひとりに白い衣が与えられた。そして彼らは、「あなたがたと同じしもべ、また兄弟たちで、あなたがたと同じように殺されるはずの人々の数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいなさい。」と言い渡された。
マタイ10:28
からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。