横断旅行から帰ってきてから犬の訓練学校に通い出す前までの間は、とにかく色んな変化がありました。
新たな出会いもその中の一つです。
私の後半のバンクーバーライフにおいて、結構欠かせない存在となる人物との出会いも、この頃だったと思います。
その子(と言っても男の子)と初めて会ったのは、フィリピン人のJoがリーダーのホームグループに行っていた時でした。
いつものように、Mちゃんとフェリス、そして私の3人でホームグループに行くと、そこには見慣れない女性と男性、そして小さい男の子が座っていました。
初め、私は女性と男性はカップルで、小さい坊やは彼等の子供だと思ったのですが、見事違っていました。
女性はナント、彼等の母親だったのです。
若くて綺麗なお母さんでした。
大きいお兄ちゃんはR君と言い、当時23歳。
一年間日本にワーホリで行っていて、期間が切れてカナダに帰ってきたばかりでした。
日本では、モデルや日本語を教えてワーホリ生活していたようで、お菓子のCMや「笑っていいとも」とかにもちらっと出たみたいで、そのビデオも後日見せてもらいました。
そのビデオを見た時、私も見たことのある物(「笑っていいとも」も含め)でした。
彼にとっては、ちょっと自慢できる日本でのワーホリ体験だったのではないでしょうか。
確かに、彼は長身でハンサムボーイ系だったと思います。
小さいハーフブラザーの坊やも、これまたとっても可愛かったのを覚えています。
それと、彼は日本に残してきた彼女の事をとても懐かしがっていました。
とにかく、この家族がこれからJoのホームグループに来る事になったのです(別の教会に通ってはいましたが...)。
Mちゃん、フェリスそして私の3人は、彼等がホームグループに加わる事に心なしかウキウキしたのでした。
特にこの弟のようなR君の存在に...。
この後、R君とはクリ友(クリスチャンの友人)としてお付き合いしていく事となるのでした。