昔住んでた家(3) | 何とかなるさ...の世界!?

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いろいろごちゃ混ぜで書いてます。

さて、母と私があの壁にへばりついているハゲオヤジを見てから、母がそういえばこの家に住んでいた時に、こんなことがよくあったと話し出しました。


その内容はというと、夜中によく頭のハゲタオヤジが母の布団の上に乗っかって、母の顔を覗きに来ていたそうなのです。ドクロ


ハゲオヤジが母を覗きに来ていたなんて、私にとってその話は初耳でした。耳


母は何時も夢かと思っていたそうなのですが、そのオヤジはいつも朝方の3時ごろになると消えて行ったそうです。


母は勿論いい気持ちがしなかったと言います。


そりゃー、見ず知らずのハゲオヤジに布団に乗っかられた上に、覗き見されたんじゃ、良い気はしないのも当然です。むっ それが例え、夢の中だったとしてもです。


しかし、あの壁のシミハゲオヤジの存在を知ってから、母はあの出来事は夢ではなく、本当にハゲオヤジが夜な夜な壁を抜け出して、母を覗きに来ていたのを知ったのでした。ゴーストオバケの身ではありますが...。


そして、また新たに母から知らされた事実がありました。


それは、この家を手放した夫婦の旦那さんというのが、頭のハゲた方だったというのです。


その方は、私達があの家に住んでいた頃には、既にこの世から去られていたようです。


ということは、もしかしたらあの壁にへばりついているのは、この家の前の持ち主のハゲオヤジさんだったということな訳はてなマークと、母と二人で顔を見合わせてしまいました。


そうとう、以前の持ち主夫婦は、この家を気に入っていたそうなので、ハゲオヤジさんは亡くなっても、壁にへばり付いてまで、この家に住んでいたかったのでしょうか。


その後、また数年経ってからあの壁を見に行ったら、もうハゲオヤジさんのシミはなくなっていて、普通のなんでもないシミに変わっていました。