このブログで何度か触れている口と足で描く芸術家協会。
(今回の会期は終了しています。)
絵画展【口と足で描いた絵~HEARTありがとう~】

口と足で描く芸術家協会って?
障がい者の生活の確立・社会的自立を目指してヨーロッパで始まった活動。
さまざまな理由で手の自由を失い、口や足を使って絵を描いている画家が所属。
日本では57周年で現在21名が画家として活動中。
画家の方々にとって「絵を描くこと」は生きていくための力であり、支えでもある。
そしてそれは、社会と共生していくための大きな原動力となっている。
口と足で描いた絵の展示と、オリジナルグッズの展示販売がありました。
また、今回は特別企画として、オリジナルグッズになった絵が展示されていて、
作品とグッズと見比べて楽しめるものになっていました。
繊細なバラの絵が素敵な大井手 麻紀さんの作品。
初めて私がこの協会について知ったのも、大井手さんの作品がグッズになったものでした。
(関連ブログ 【口と足で描いた絵 お花のマスキングテープ】いただきました 2018-01-18)
いつ見てもやっぱり可憐で可愛い!
こちらも素敵。
がま口ポーチが使いやすそう!
他にも、文具やエコバッグなど!
年末の時期らしく、年賀状もありました~
力強くも、細かなところまで美しく描かれたタッチで、
じっくり作品を拝見しました。
筆の毛?と思われるものがついていたり、
やっぱりこれは実物を観ないと感じられない迫力!!
カレンダーも素敵ですが、
色味も直接見る方がより風景が浮かび上がるようでした。
紅葉の美しさと、クリスマスのウキウキ感が絵から伝わってくる~
以前、絵画展の際にお話しをさせていただいた森田真千子さんの作品でした。
(関連ブログ【春の特別絵画展 口と足で描いた絵~HEARTありがとう~】行ってきました 2018-03-10)
絵があるとお部屋の雰囲気が変わるので、いいですね!
口と足で描く芸術家協会さんの手帳・カレンダーは様々なタッチのものがあり
好みに合わせてチョイスできるのが良い。
私が伺った日南栄一さんでした。
今回は話しかけることはしなかったため、画家の方とお話しはできませんでしたが
かわいらしい動物の絵を描かれている様子を拝見しました。
色の変え方や、タッチの調整など
こうして壁にかかっている作品やグッズの元となる絵が描かれているんだな~
と思いながら、見せていただきました!
色々なテイストのデザインが含まれているから、
いろんな人の好みに合うものが見つかりそう。
ぜひ気になった商品を購入してみませんか。
グッズの収益は
- 口や足で描くための特別な設備や道具 (例えば車イスやベッドの上で描くために必要なイーゼルなど)
- 展覧会の開催
- 絵を学ぶための奨学金
などに使われ、障がいを負った画家の方々の自立した生活への一助になります。
グッズを既にお持ちの方も、
絵画展に訪れたことがない方は、
ぜひ一度原画を見てみてください!
写真やカタログで見るのとはまた違った魅力が発見できます。
オープンなスペースで開催されており、気負わずお邪魔できますよ。
質問や聞きたい事があれば、スタッフさんや画家の方にもお話しがしやすい雰囲気です。
じっくり静かにご覧になりたい方には、
スタッフさんから必要以上の声かけがあるわけでもなく
ゆっくり観ることができますよ!
私が訪れた時間帯は平日のお昼時でしたが、
たくさんの方がそれぞれ鑑賞されていて、居心地よかったです。
全国各地で絵画展は随時開催されていますので、
興味を持たれた方は下記サイトからご確認ください。
▼グッズやカレンダーなども、公式サイトから購入可能です!▼
▼過去にわたしが書かせていただいた口と足で描く芸術家協会に関するブログ・Instagram▼
【使ってます】「口と足で描く芸術家協会」牧野文幸さんクリアファイル・布のブックカバー 2018-07-18
【ご紹介】牧野 文幸さん「生きるよろこび」(口と足で描く芸術家協会サイト) 2018-06-16
【春の特別絵画展 口と足で描いた絵~HEARTありがとう~】行ってきました 2018-03-10
【口と足で描いた絵 お花のマスキングテープ】いただきました 2018-01-18