レコードの音が好き

とあらためて氣づいたついでに

 

アルバム振り返ってみたくなりました(笑)

 

中島みゆきの

歌の詞に

昔、感動を覚えたのを

書き綴ってみます。

 

今日は

「はじめまして」

というアルバムで

 

ジャケットは

 

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こんな写真です。

 

歌詞は

 

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こんな手紙になってます。

 

このアルバムには

「僕たちの将来」

という歌が

収録されています。

 

 

♪あたしたち多分 大丈夫よね

フォークにスパゲティを巻きつけながら

彼女は訊く

 

大丈夫じゃない訳って何さ

ナイフに急に力を入れて

彼はことばを切る

 

ここは24時間レストラン

危ないことばを

ビールで飲みこんだら

 

さっき抱き合った宿の名前でも

もう一度むしか返そうか

 

僕たちの将来は

めくるめく閃光の中

僕たちの将来は

良くなってゆく筈だね

 

 

電話すると周りで聞いている友達の

いない時はいつなのって彼女は訊く

 

電話してもいつもいない

君の休みの曜日を変えちまえよ

と彼は言う

 

あたしも都合が

おいらも都合が

危ないことばを

ビールで飲み込んだら

君がとび込んで来てくれた夜の

話をむし返そうか

 

僕たちの将来は

めくるめく閃光の中

僕たちの将来は

良くなってゆく筈だね

 

青の濃すぎるTVの中では

まことしやかに

暑い国の戦争が語られる

僕は

見知らぬ海の向こうの話よりも

この切れないステーキに腹を立てる

 

 

という歌です。

 

20代の頃

この歌の最後のところ(太字)

特に

「見知らぬ国の向こうの話よりも

この切れないステーキに腹を立てる」

という歌詞に

 

いろいろと

感じるものがありました。

 

クリスチャンになりたてで

平和運動のいろいろな

草の根活動に参加していた時期で

 

この世の不正に

関心のない人の多さに

複雑な思いを抱いていたのですが

 

この歌を聞いた時に

 

「そうだよなぁ。

戦争は反対であっても

 

遠い知らない国の戦争が

TVで語られていても

 

自分と彼女の将来が

危機かもしれない

不安や

思うようにならない人生への

腹立たしさから

 

現在(いま)この瞬間は

切れないステーキに腹を立てる

 

って方が

真実味があるよなぁ。」

 

 

なんて

ふと思ったのです。

 

 

自分の目の前にいる人の

悩み・苦しみと

戦争を

比較することはできないと

 

今では思います。

今苦しんでいる人にとっては

それが真実。

 

目の前の人が

戦争のニュースよりも

恋人と別れるかもしれないという

危機感で悩んでいたとして

 

比較できない。

 

 

イエス・キリストも

マザー・テレサも

自分の目の前の人に

寄り添った人だった

と思います。

 

だから

遠くの不正に関心がない

ということではない。

 

自分の目の前の人に寄り添いつつ

世界にも祈りの心を向けた。

 

 

というようなことを

考えるきっかけを

与えてくれたのが

 

この「僕たちの将来」

という歌だったのです。

 

 

 

 

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引用元:「僕たちの将来」~中島みゆき