”たまごっち” PST回路の思考 (♪.エバ・キャシディ:タイムアフタータイム) | 星と音楽で よかっ祭 

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人生航路、夢は持ち続け からくり儀右衛門さんを見習いたい! 
星も 音も 「飽くなき探求心」だ!

前回ピアノの高音のアタック音について書きました。
 自呼称:”たまごっち”
 (メープル工房さんのボックス【ウッド・エッグ】の5cmユニット改)

今回は、ユニットとは変わって今度は自分好みにアレンジしようと思います。
さて、音と言うもの 曖昧で
夜聴く時と、昼聴く時では聴く感じに差が有ってバランスが難しい。
昼間大型では迫力などはありますが、いつもこの様な音量では聴かず
こうしたシステムで夜小さな音量で聴くとダンパーの強さが勝るのか
伸びが今ひとつとなります。 経験上
マルチスピーカーにあっては耳位置での音像変化など更に悩みが出ます。 
そんな、こんなでフルレンジに回帰ですが
かといって、フルレンジであっても、同じ事がつきまといます。
パルプを使ったスピーカーでは口径が大きくなる程、紙くさいとか、
付帯音が増してくる様に感じます。
(で、アルマイトコーンのジョーダンワッツでもありましたが・・・)

アンプではラウドネスと言った言葉を聞くと思いますが、人の音感からの事
ですね。
あらためて、
フレッチャー・マンソン曲線

人の聴こえ方は一様ではなく、周波数によって大きく変わる。最小可聴値は
年齢や性別により異なるが、一般に 1 kHz~5 kHz で感度がよく、それより
低音/高音になるにしたがい検知できる音圧レベルが高くなる
要約すれば、大きくしないと聴こえない事ですね。

  

つまりは、マイクで拾ったフラットな音でも人間にはフラットに聴こえない
逆に、補正すればフラットに感じるとも言えます。
一番感じる音は3KHz~4KHzとなりますね。(表が下地が黒で見れないかもですが)
3KHz~4KHzは、逆に一番うるさく感じる音となりますね。


音として、フラットに感じるにために、大きくは
①アンプで補正 
②マルチスピーカーではネットワークで構成して、アッテネーターなどで補正
③フルレンジのスピーカ等にあっては、補正回路の導入
                          が、あげられますね。

昔からコイルの思考はありましたが、フルレンジで本格的に考え直す事にしました。
そこで、”たまごっち” もフルレンジでの音質のアレンジを考える事にしました。
今回は③の「スピーカ補正回路」の導入思考であります。
以前に「BCS回路を追加する。」と、いう平成の伊能忠敬さんの記事中がありまして
(BCSとは、Baffle Step Correction=バッフルステップ補正)
BCS 脳裏に参考にさせていただいていましたが

先日、本屋さんに行きまして「スピーカー製作」のある本の文中でPST 回路を見まして
先ず、定数の目処など参考にしました。(現時点で、本を買うまで至らず すみません)
 ~PST(Passive Servo Technology)とは長岡鉄男が命名した低域強化ネットワークです。
この文中であった L C R の定数がありましたのでメモ
L=6.2mH C=0.47μF R=8.2Ω の並列接続回路をスピーカーと直列に入れる事でした。
   
 (平成の伊能忠敬さんの画像を引用加工しました。すみません)

この定数の内容で、動作状態(周波数特性)を推測すると
約200HZのポイントから-6dBの減衰特性でレベルが落ち始めていきはじめ
最も低いレベルがスピーカーが8Ωの場合、約8Ωの抵抗で分圧された半分の
レベル(-6dB)に電圧が下がって、高域は40KHzに向かってレベルが上がる
つまりは、ラウドネス(フレッチャー‐マンソンのカーブ)に沿う形になります。
                   周波数はdynavector.co.jpより引用

ネットワーク設計プログラムから
ピーキング、ディッピングフィルターの計算をしますと

L:6.2[mH]  C:0.47[uF]  → ピーク・ディップ周波数: 2929[Hz] 
約3KHzとなり、求める目的の定数にもあてはまり納得出来ます。

5cmの評価として
>振動板直径が小さいことにより4khzぐらいまでピストン・モーション(振動)する。
 人がもっとも鋭い感度を持つ3khz帯もピストン・モーションする。
この点からも分割振動レベルの音が少なくなって、理想に近づく事となります。

そこで実験
指定は L=6.2mHですが、手持ちのコイルで(3.5mH 1.8mH 1.0mH)加算していき変化を
見て(聴いて)いきました。

コンデンサーも単品でローカット状態で確認し高域のレベルなど伸びとして聞けました。
で、結論は 良いです!
ピアノが、増々ピアノらしくなります。ピアノで高域の”カキィーン”と言った叩く感じが
出ました。声も5cmの素直さと、しっとりしてより自然に感じます。
只、難点が低音方向が豊かになった分 ストロークが足らずにボリュームが上げられません。
でも、フルレンジでバランスを取った音、自分的には日常的に聞く音圧にしては十分
特に夜に聴くなど尚更ですね。 余暇で本を読みながらとか、BGM用です。
 
試聴曲 やっと来ました。
Time After Time/Blix Street
¥2,174 Amazon.co.jp

で、今日のソング!  Eva Cassidy - ”Time After Time”
 

本の指定部材で音的にも納得出来そうですので、これをまたメインに進めます。
今回、決めましたので次は材料の購入、そして製作です。

余談:コイル探すうちに、トランスも確認
 
暇無く散らかしたまま(汗) コーリアンの板に組み立てる予定でした。  頑張ります!
                                    またですね