世界への近道は実業団! | 元実業団監督・元100kmウルトラマラソンコーチが綴るブログ

元実業団監督・元100kmウルトラマラソンコーチが綴るブログ

28年間実業団長距離界在籍(選手14年・女子コーチ1年・女子監督13年)・サロマ湖・四万十川ウルトラマラソン3年間公式チャレンジャーを完走に導きました。
再び、アスリート育成世界へ戻ります。

箱根駅伝で活躍したアスリートが世界レベルへ繋がる⁇



これは女子の全日本大学女子駅伝にも言えることです。



男女の大学長距離アスリートの記録は実業団に匹敵しています。



ただ、大学卒業後にプロの実業団で更に記録を伸ばすには、人間として!社会人として!

どこまで、【本気】であるか。

大学で出した記録は過去です。

これから、世界レベルへ志が高く持っているか。

大卒と世間では肩書きがあります。

それが、実業団(プロ)で通用するかは疑問です。



走ることだけしかできない人間では通用しません。

人間として、走る以外のことも知る必要があるはずです。

メンタルは第一!

走る以外の得意技!



【走って!食べて!寝る!】だけでは、間違いなく世界で通用しません。



体のセルフケア!

客観的に観れる視野!

自身の能力が発揮できる得意技(資格)を磨くことです。



現在、高卒で実業団へ行く選手は僅かになってきました。しかし、実業団の方が結果を出すことで給与をもらっています。 

厳しい世界です!




その中で、我が母校の後輩が昨年まで高校でトップレベルだった選手が実業団入りして世界へチャレンジしています。

今年4月に旭化成へ!

先日の日体大記録会で10000m日本人U20の歴代2位の記録を出しました。



世界へ近付くには、大学ではなく実業団を選択したのです。


これから、箱根駅伝で活躍した選手に対して、一層差を広げてくれると期待しています。


長距離アスリートの全盛期を迎えるのは実業団です。