マラソン 世界へ羽ばたくには! | 元実業団監督・元100kmウルトラマラソンコーチが綴るブログ

元実業団監督・元100kmウルトラマラソンコーチが綴るブログ

28年間実業団長距離界在籍(選手14年・女子コーチ1年・女子監督13年)・サロマ湖・四万十川ウルトラマラソン3年間公式チャレンジャーを完走に導きました。
再び、アスリート育成世界へ戻ります。

大阪マラソンをテレビで観戦しました。



私の現役時代は、2時間10分を切れば日本のトップランナーの仲間入り、2時間8分台で走れば世界クラスと言われていた時代でした。



今は、シューズの進化が著しく、また、トレーニング方法にも進化が伴っています。



日本選手が2時間6分、7分台が次々と生まれています。時代の違いを感じます。

ただ、世界で戦うには最低でも2時間4分台、出来れば2時間2分台まで記録を更新すれば、オリンピックメダリストが出る可能性があります。



マラソン 42.195kmがスピードの時代です。更なる記録更新するには、質の高いトレーニングが要求されます。

生身の体には負担は大きいです。

負担軽減には、内臓疲労、肉体疲労を残さない。食生活と筋力トレーニングが必須です。



そして、重要なのは心身が噛み合うことが重要です。

メンタルタフネスになるためのトレーニングが必要が急務です。

これは、監督が選手に寄り添う姿勢と励ます言葉で決まります。監督がメンタルトレーナー的な存在にならないとなりません。



日本のマラソン界の進化に期待しています。