『GAY STAR IN THE GALAXY』リリースパーティー(東京)/二丁魁② | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

ここで耳すま!なるほど!

1サビ♪でも届けたくて \オーイオイ!オイオイオイオイ!!/コールに合わせた両腕ガッツポーズほんまℒℴνだし、ラスサビの同じとこ♪せめて声聞かせて は両手を両耳にかざして前に出てきて、それもすごく嬉しかった。今回は整理券完全ランダム配布だからいつも来てる人が前方、ご新規さんが後方ってわけでもなくて、フロアの奥の奥からもいつもの声がたくさん届いてたんだろうなあと思います。



次リバ!!リバ!?今日!?1A起床〜ウォウウォウ〜 の手招きの表情がたーのしそー!!そうだよねえ、そういうリバになりますよねえ!!ニコニコ!!


1サビ♪そんなもんです〜 ぺいちゃん下手お立ち台乗って、手を上に伸ばすと天井にぶつかる。こんなのいつまで見れるかわかんない。ちゃんと目に焼き付けておかなきゃ駄目だ。


たとえば人好きが現体制になって雰囲気が変わったのはみんな感じてるところだと思うし、歌割りが変わった、ダンスのフォーメーションが変わった、そっ閉じの歌詞が変わった、とかはすごくわかりやすい変化だけど、ここの♪そんなもんです\ヴォイ!!!!/の合いの手にわたしはすごく『今』だなあって感慨がある。たぶんみんなはそんな気にしてないで当たり前にヴォイヴォイしてるからなおさら。


今日はGAY❶からリリパ・リリイベ全通になるほどの旧友がとても久しぶりにアイソに来ていて、彼女にはこのリバがどんな風に映るんだろうなって思いながら目の前のぺいちゃんを見てた。お立ち台の上で遠くを見晴らしながら、気炎を吐いて吠える今のぺいちゃんもかっこいいでしょう、次は一緒に特典会列並んでそんな話をしようね。



2B簡単な一言で〜 ふでがぺいさんの汗びっしょりなうなじをするっと触っ……いいぞもっとやれ

2サビ終わり間奏、最初の\虎虎虎虎/はぺいちゃんギラギラの目で左右に舌なめずりしてるんですけど、次ターンの「(虎虎虎虎ァ!)」はオフマイクでオタクと一緒に言ってんの!!!!これめっっっっちゃ興奮した。べつにいつも言ってるわけじゃないじゃん!でけえ口開けてて遠目にもわかる。えーーーー!ゾクゾクした!!たまらん


歪み、ひずみの落ちサビ。最初は正位置だったのに、徐々にいびつになっていく感じ。あの虎火からここまでの感情辿るのむずかしい。



耳すま、リバと来て、❶〜❹から順不同で1曲ずつセトリ入るのかなと思ってたから三原色来て今日も今日とて「ッシャアァァァ!!!! ってブチ沸いた。

2A入、ぺ「クラップ!」♪なりたい〜 って自分から手拍子煽って歌い始める。

続くくれちゃんは歌いながらおでこの紐取って下手に放り投げて、封印されし力が解放されたみたいで超かっこよかった、、、、、声出た、、、、、、


落ちサビ♪いつか忘れてしまうなら ぺいちゃん小さく頭を横に振った。10周年のときみたいに、『忘れるものか』って抗う仕草というよりは、なんか多幸感ひたひたで込み上げてきてたまんなくなって無意識に動いちゃってるように見えた。


ラスジャンはものすごく高かったとか迫力があったわけではない、どちらかというとコンパクトな跳びで、滞空時間短くて着地も早かった。でもだからこそ跳びからそのままのモーションですぐにフロアをパッ!て見回して、一瞬だって握った手綱を緩めない。



◇◇◇◇◇


ミキさんが泣いちゃって、「胸がいっぱいになっちゃったんだよね」ってぺいちゃんが笑った。君が泣いてしまうから僕はニコニコ笑顔に!


「曲ができただけじゃなくて、おなカマが聴いてくれて、みんなの心に届いて初めて完成すると思ってて」みたいな話をミキさんがしてくれて、「おなカマ」ってミキさんが言ったのと時差無しでぺいちゃんが左手のひらをさりげなくフロアに差しのべてくれた。あなたたち、って。ミキさんがなに言うかわかってた熟年夫婦。



ぺ「みんながこのアルバムをほんとに宝物に、、もしかしたら『宝物』って言葉にするのは簡単かもしれないじゃん。でもみんなの表情とか、すごく大切そうに抱えて並んでてくれてるのを見て、本当に宝物なんだなって思った」


わたしもサイン会でこんなに頬ゆるゆるになってぺいちゃんとお話してる自分にびっくりした。特典会いつも斜め下を向きながら「どうも……」ってぼそぼそと陰キャ丸出しで入ってって、5回に3回は「うるせえ!」って怒って帰るのに(ミキさんのせいです)、今日のあたしは幸せそうな顔してただろ!なんてったって宝物抱えて幸せだからなあ!



ミ「このアルバムの曲は声出しができない期間にできた曲だから、さっき最後は耳をすませば、リバ、三原色カタルシスって声出しができる曲にしたんだけど、耳をすませばも最初は全然コールとかもなくて、」ね、ってぺいちゃんの方を見た。

それが今こんなにコールとかMIXで沸くようになったみたいに、今回のアルバム曲もこれからどんどん色づいていってほしい、みたいな話。「育てていこうね」ってぺいちゃん新曲披露のときよく言うけど、本当にそう。楽しくやっていきましょうね。




最後の1曲。スタンドマイク出てきて何やるかわかった。


ミ「次の曲の歌詞にもあるんだけど、晴れ渡る最高の日に、今日も “パーティー” だけど、そんな気持ちになれない日もあるじゃん。でもそれでいいんだからね。どんなあなたにも届く歌を歌います」


どんなあなたにも。

元気なあなたにも、みんなは楽しそうにしてるのにその輪に入れなくて落ち込んでるあなたにも、楽しいことがあった日のあなたにも、自分を許せなくなる日のあなたにも、って、わたしにはそう聞こえました。昨日のあなたにも、10年後のあなたにも。

合ってるでしょミキちゃん。



◇◇◇◇


隕石。1A落ちてほしい 内側向いて両手のひらを掲げるぺいちゃんの視線がその手のひらの中に注がれる。わかりやすく書くと『斜め上を見てる』なんだけど、ぺいちゃんの瞳の中に星がちかちかまたたいてるみたいですごく綺麗だった。

2Aふでの♪生きてきた時間〜 で時計回りに回ってフォーメーション移動するぺいちゃんの柔らかいも表情すごい覚えてる。ふではぺいさんの方見てないけど、ぺいさんはふでに喋りかけてるみたいな優しい視線。


2Bのくれちゃんがまさしく『照らし』だった。ぺいさん上端にいるからいつもだったらそっち見てるんですけど、くれちゃんが発光してて、あまりにも神々しくて、天照大神の神話の世界??って思ったら下3から目が逸らせなかった。



落ちサビ♪君があの日くれた小さな花や一言が 泣いちゃったねえ。


一瞬目が合ったような気もするけど気のせいかもしれない。でもその一瞬で、僕を悩ませて動かす、交わした『一言』をたくさん、たくさん、たくさん思い出した。幸の一言の方が今のところ多いけど、そうでない一言で一悶着も二悶着もあった。


140文字に収める気がこれっぽっちもなくスクショを駆使したリプの中のどうってこともない1文に、特典会で返事をくれることがよくあって、そのたびに「え!あんなクソ長キモオタポエム読んでるの!?」ってびっくりする。お忙しい中本当にありがたいことです。昼公演のあとリプ送ったら夜公演でバッキバキのリプ返パフォしてきて、そのあと半ギレくらいの血走ったガンギマリの目でわたしのリプの中の『一言』をでかい声で滑舌よく復唱してきた回の話しますか!?


これからどんどん大きくなっていく彼らに、わたしたちの小さな花や一言はいつまで届けられるんだろうなあ。


泣いてもやっぱり歌詞は落とさないし、歌いきってそっからはもうひたひたに幸せそうで良かった。ぺいにゃむにゃむらしいステージでした。




歌い終わっていつものご挨拶。自分の名乗りの前に下唇を軽くはんで気持ちを整えているのがわかった。胸がいっぱいになっちゃったんだよね、ね。



◇◇◇◇◇



横のソファー席で見てたママがものすごく泣いてて、あとでお話したら「今までで一番泣いちゃった。泣くことはよくあるんだけど、こんなに嗚咽しちゃったのは初めて」って言ってた。それから「おなカマ全員にありがとうって言いたい!」ってほんとに特典会列の曲がり角に立ってひとりひとりに話しかけてて(もちろんタイミングが合わなかった人もたくさんいると思うんですが)、メンバー、オタクだけじゃなくて、二丁魁を見守ってきた人たち含め本当にみんなの悲願だったんだなあと思った。




特典会もものすごくたくさんの人が並んでいて、だからいつもよりはお話する時間は短く設けられていたと思うんですが、今までで一番長く、ずーっと手を握っていてくれた。わたしがスタッフさんに怒られるんじゃないかってどきどきするほど。



「大きくなるよ」

手を離さないで何回目かの宣言をしてくれた。


「ずっと覚えてるの。あの言葉」って、それだけでいつのなんの話かわかった。“わたしが、あの日あげた一言” でした。




わたしはずっとゴリゴリの劣等感に苛まれながら自分のことを誰しもの下位互換だと思ってこの現場で生きてきたキモいほどの卑屈ババア(キモ卑屈自己紹介)なんですけど、わたしの一言を本当に大切に覚えていてくれること、言葉だけじゃなくてわたし自身も大切にされてることが最近やっとわかった。




5枚のサイン入り歌詞カードをミキさんに見せたらすごく喜んでくれた。ぺいちゃんは「あなたの誇りだもんね」って言って、そうなんですわ、わたし自身に価値があろうがなかろうが歳月はだれにも否定されない事実で、貶められない誇りだ。


「過去と今と未来をつなぐ」ってこれまでにぺいちゃんが何回か言ってた。寄り道したり迂回したり、もやの中で立ち止まって、それでもけして途切れることのなかったひとすじを、これからもしぶとく居続けて見届けます。




20235月、

GAY STAR IN THE GALAXY

リリースおめでとうございました!!


⭐️⭐️⭐️⭐️