ぺいたん2022〜ぺ祝〜/二丁魁③ | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

「まあー珍しく真面目な話を少ししてしまいましたが、ぺいにゃむにゃむも太郎くんもマインドの根本は同じで、親から学んだふざけとユーモアの人間だし、どちらも根がポジティブなので安心してください✌️✌️


もうすぐぺいにゃむにゃむになって10年になりますが、こうやって10年皆勤でステージに立ち続けられたのは、私の頑張りもあるけれども、改めてなによりメンバー、おなカマ、周りにいる人、支えてくれる人たち、家族のおかげとほんとに感じた1年でした。


こんなね、可愛くて(👏)、綺麗で(👏👏)かっこよくて?(👏👏)、」



顔で拍手を煽って、ニヤニヤご満悦でかわいいね。


「まだ行くよ、面白くて?(👏👏)、強くて(👏👏)、弱くて😣(👏👏)、あまのじゃくで(👏)、時に失言しちゃうムカつく奴でww(👏)、そんな色んな面があるぺいにゃむにゃむ、いい風に言えば目が離せないぺいにゃむにゃむ()、これからも応援して愛してくれるとうれしーでーす!」



『あまのじゃく』!ここに連ねるくらい自覚あんじゃん!!こちとらぺいちゃんのあまのじゃくなところが大いとおしカーニバルなんだよ。ぺいちゃんが「私たち似てる」って言ってくれるところ。

『失言』もわかってんのな!7月のアイソのMCで言ってた言葉いまだに納得してねえかんな!!!



「強くなれない日も、これからもきっとあるけれど、あると思うけど、メンバーもあなたたちのことも、周りの人も、守れる存在になりますので、よろしくお願いします。

今日は本当にご来場、配信を見てくれてありがとうございまーす!


長かったでしょ、長かったでしょ。そして最後に、」


言いながら下袖に入りかけて、「ここは真ん中で読も」ってすぐ戻ってきた。


「そして最後に、あなたの中でのぺいにゃむにゃむの “たった一つ” が消えないように、これからも頑張りまーす!」



カジュアルな軽い口調の終わり方。ぺいちゃんらしいな。たったかたーとお手紙を下袖に置いてくる。



「いやほんとに今言ったように、あなたたちおなカマのね、なんかひとりひとりに私の何かが、あると思うんです。その最後の一つが、たくさんあると思うけどね、消えないように、これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」




お手紙読み終わったのに、お手紙読み始めと同じくらい緊張していた。


『たった一つ』、わたしにとっては『今日までの記憶』でしかなかった。わたし自身はなにも持っていなくて、でもいいライブを見て、それを記憶して自分の持ち物にすることで、わたしにも価値ができたみたいな錯覚があった。虎の威を借る狐みたいに。


でも、『たった一つ』ってぺいちゃんのことで、わたしの、最後の最後まで残る『好き』の灯のことだったのかもしれない。そんなこと考えたことなかった。


なんの頓着もなく軽々と跳ぶ姿、「光だ」って思う瞬間こそ、



「僕の一つだけ、たった一つ どうか消えないでね」



アカペラで、ぺいちゃんの呼吸で歌い出す。



ぺいソロひふみよ。

落ちサビ、誰のこと見てるかわかんない日わりとあるけど(デジャブ)、今日は本当にひとりひとりに届けてくれた。ちゃんと来た。取りこぼさずにいてくれた。


つまり幸せなんて「そういうこと!!!」


思わず叫んだ!あふれた!




FFの皆様におかれましてはご存知かもしれませんが、ひふみよはすごくすごく、特別な歌です。

深夜のぺ祝『ぺいちゃんの歌うここが好き』のアンケートでひふみよって書きそうと思われてるオタクなんだろうなと思う。けどわたしはこの曲は書けなかった。それはわたしはこの歌詞を書いたミキさんのことは信じてるけど、歌うぺいにゃむちゃんのことは信じられなかったからでした。好きとかじゃないよ、劣等感爆煽り曲ですわ。


今日のひふみよを聴いても、この1年ちょいのわだかまりがなんもかんも全部まっさらになるわけではない。だけど、『僕の一つだけ』を選びとるのはわたしで、ぺいちゃんに両手を伸ばしながら今日はたしかに幸せだった。腑に落ちた、がいちばん近いかもしれない。「そういうこと」!!!




「このあと皆さんアンコールなので、携帯とか見て……ちょ、ちょっと時間かかりまーす」


ぺいちゃん掃けて再度幕。約10分後、「ただいま〜みんな〜!」って幕の向こうからの声。


ぺ「みんなアンコールもまだまだ盛り上がっていけるかい!?……えーそんなんじゃやっぱり帰っちゃうよ!楽しむ準備できてる!?」帰らないでーーー!😭


「それでは聴いてください。『dAnce surviver1999』」




ダンサバイントロで幕オープン。生誕衣装どう来、、、、、そっちかーーー!!!!

そろそろ和テイストが来るかと思ってたんですけど(フライヤーが水引とか和っぽかったし、神輿と和太鼓も来たし……)、まさかのサンバカーニバルティンカーベルちゃんだった。黄緑!!キラキラ!!ひまわり!!去年よりショーパン丈がショートになってて下半身どうなってんだよってめっちゃ見てしまった。いやーーー本当に綺麗な体だなあ…………足の筋が美しすぎ。6年近く見てるけど、明らかに昔よりスタイルが良くなってる。108歳にして足が長くなっていくことってあるんだな……


バックダンサーでどっこいしょのおふたり。

『人々が心躍る』を♪人々がおどるおどる って歌詞ミス。昔だったらそれで怯んでたかもしれないけど、今日はそんなの凌駕する “気持ち” しかない。


ぺ「ぺ祝、もっともっとアゲていくよ!」


C前、ぺ「まだまだ、まだまだ、楽しんでいけるよねぇ?」挑発の視線と声音。クラブの女帝?

ラスサビ♪I want to dAnce with you 後半でオクターブ下げたの元々そうするつもりだったのか咄嗟に切り替えたのかわかんないな、悔しかったかもしれない。




ぺ「改めましてアンコールありがとうございます!」

わかさんとなつさんを従えて、ぺ「そうです、私たちがどっこいしょダンサーズでーす!今回もクールにかっこよく踊っていただきました!ゲイ神輿も手伝っていただいたりして、今回もめちゃくちゃサポートしていただきました!」


大きな拍手を送って、おふたりは掃け。

ぺ「大好きな大好きなメンバーをお呼びしたいと思います。ミキティー!ふでちょー!くれないー!」


頭にひまわりの髪飾りをつけた3人が再登場。ミキさんはなかっぱみたいでかわいい。

ぺ「あらかわいい」ミ「あらかわいい!」栄「あらかわいい!」かわいい。


ミ「(衣装)すごいね」ぺ「大発揮、大発揮です」

なつかしのオカマ大発揮©️の話?伝わんねえよ!


ぺ「先程ミキティーが書いていただいた『咲顔』という曲の歌詞にも『向日葵』が入ってたんですけど、私みんなに『ひまわりっぽいね』と言われることが多かったので、ふんだんにひまわりを付けましたー!」ミ「あんたしか着れないよね」ぺ「いやいや……どうですか」ミ「wwww」栄「チャレンジ!」チャレンジ!!



でもいざライブをしてみると色んなハプニングもあって、ぺ「『ホックが取れたかも///』みたいな、『ふぁっ///』てなっちゃう()でもそれもアガる()」変な声出すな!!!


ぺ「DIVAでしょ?ここ(しっぽ部分)のボリュームとか超リクエストしたから。メンバーカラーも最初二丁ハロに入った頃が緑で、黄色になって、混ぜたら黄緑になるねって、もうすぐ10年なのでそういった意味も込めてこの色にしました。ティンカーベルみたいでしょ」ミ「ティンカーベルよりかわいい!!」それはそう!ミキ急にオタクみたいなこと言い始めてワロタ。




お写真タイム。お神輿が映るように。何回か撮り直しをしたのですが、「私が一番かわいいのを選ぶ」ってぺいちゃん言って、あーーー@JAM ALLSTARS様だーーーってなった。あとじゃ2019の集合写真のときもぺいちゃんがそんなふうに場を和ませてくれた。


撮り終わって前に出てくるぺいちゃんの歩き方DIVAなのにメンバー誰も触れてなくて、一部のオタクだけが沸いてておもろかった。



ぺ「今回、びっくりして、ミキティーが、サプライズというかさ、『あなたに歌詞を書いたのよ』」ミ「そう。曲が出来上がった状態でぱっと渡したんだよね」ぺ「『あなたが楽しい時もあれば、やっぱり長くいたら、』ふでくれもそうだよね、私が元気がない時もこの1年あったので、見てきたので、そういった二面性を歌詞に書いて、『おなカマとぺいにゃむにゃむのね関係性を書いた歌詞なんだよ』って言ってくれたんだよね」ミ「すごい良かった」



誰かの曲を作るのは初めてだったミキさん。ミ「スラスラ出てくるの言葉が!全然大変じゃなかった!書きたくて書きたくて書いたんだけど、もう、一回も修正することなくバーって書いて出来上がった曲なんだけど、見てて胸がぐっと来てさあ。一週間とかで覚えてね、急遽歌ってもらうことになったんだけど、立派だよね!」がんばったよ!すごいよ!えらい!!


ぺ「私と私の周りにいるみんなとの関係性の歌詞で、すごい大切な宝の曲になりました」



ミキさんの家で初めて歌詞を渡したときに、ミ「泣けばいいのに涙を堪えてる顔がすっごいブスだった」ぺ「www我慢してたwww超我慢してたwww」ミ「『泣いていいよ』って言っても『大丈夫』って()」ぺ「でもすごい嬉しかったです。ありがとうございます」ミ「こちらこそあんな素敵な歌を歌ってもらって嬉しいです」




あらためてメンバーひとりずつからお祝いのメッセージ。

一番手のくれちゃん、「改めてお誕生日おめでとうございます!」って言った10秒後に同じこと言っててテンパっててかわいかった。Be cool


紅「僕がしょんとしてると寄り添ってくれて、意地悪して僕を笑顔にしてくれてるじゃないですか。すごく僕助かってて、僕って甘え下手なんですよ」ぺ「そうね!」の声がほんとに『そうね!』で、そうなんだろうなあと思った。


紅「そんなこと言われたことなかったから、そういう自分を受け入れられたし、ぺいさんの掛けてくれる言葉ひとつひとつが優しさなんですよ。表からしたら意地悪に見えることもあるけど、ひとつひとつ細かいところに気づいてくれて、僕たちに寄り添ってくれて、本当に優しい方だなってこの一年を通して思いました。


だけど、僕、そんなぺいさんに一回言ったことがあるんですけど、『甘えてよ』って言ったら『嫌だ』って言われたんですね。でもその『嫌だ』って、ぺいさんが強くいたいと思ってるからこそ、僕たちに弱みを見せないように頑張ってくれてるんだなと思って、でもたまにぺいさんが辛くてそうできないような瞬間がちょこちょこ見えたりもしたんですよ。弱い太郎の部分が出たり、ちょっと頑張れない日もあったかもしれないんですけど、僕たちがいるから大丈夫だよって、ぺいさんを引っ張っていったり、ぺいさんにもっと甘えてもらえるような人になっていきたいと思いますので、ぺいさん、よろしくお願いします!」



ぺ「クレも私の色々な面を見てるので、頼りになったりするんですね。『嫌だ』って言ったけど、これからはたくさん甘えますね」紅「ぺいさんが『あーできない』って思ったときでも、僕が背中を支えて、ぺいさんの笑顔をみんなの前に送り出すので、胸を張って、ずっとずっと笑顔でいてください!」ぺ「ありがとうございます。でもさっき楽屋でおにぎり食べててここ(口の端)に海苔付いてたの『取って』って言ったら『やだ』って言われた」紅「そんなことは自分でやってください!」ミ「……ぺいちゃんの言ってることは7割意地悪だよ?」ぺ「()」紅「表はそうでも裏は違うよ!」ぺ「毎回裏だけ感じ取ってください」


『胸を張って』って言葉がすごくすごく好きだった。たまにはおにぎりの海苔も取ってあげてねくれちゃん。甘えさせてあげてくれー!って、どんな立場かわかんないけど、ふたりともにフレーフレー!って応援したくなるぺいクレちゃん。




ふでちょ。栄「ぺいさんと2年ちょっと一緒にいて、最初の1年は『ポジティブ!』『ゲイギャルマインド!』ってすごく芯が強い人だと思ってたんですけれど、この1年はミキさんのこととぺいさんのことも色々重なって、ぼくと紅としてもどういう風に支えれるのかなって思ったりもしてたんですけれど、そういう時ですら『気にしなくていいんだよ』ってそういう姿を見せてくれてたから、気づけてなかった部分への申し訳なさもあるんですけど、」ぺ「ううん」なんでもないことのように首を振る。ぺいちゃんらしい反応。


栄「でもきっとこれからもずっと救われていくんだろうなと思います。だからこれからはぼくももっと頼れる存在になって、ぺいさんのこの一年色んな姿を見たので、そんな部分もまあるく受け止められる自分になれるように、これからも精進していきたいと思います!」


ぺ「『気づけなかったこともある』なんて言ってたけど、ふではよく気づくよ。そのときにほんと一言とか、であなたは人を掬うなって思う」栄「それはぺいさんです」ぺ「ちょっと俯いたり、ちょっと折れそうな日に、ふでが何気なく掛けてくれる言葉がさ、いつもやっぱり宝物のようにあって、ほんとにこの子は色んなことが気づいてるなって思います。ふでへの愛し方って、私クレとは違う訳よ。クレはわかりやすく『なんとかなんとか!』って(意地悪言って構ったり)、ふでとはほんわかなんだけど、ふでにはふでにしかない私から感じたふでの良さがあって、接し方が(ふでとクレで)違うから、時々寂しくなるかなって思った時もあったの!それこそミキティーがお休み中な3人体制のときとかね、ちょっと寂しい気持ち、ヤキモチじゃないけどさ()、もっとふでをわかりやすく可愛がってあげたら良かったなって、思ってたんですけど()、ふではふでですごく私の中で大切で、ふでにしかできないことがあるのよ、ほんとに。だからそこもこれからも私と二人の関係性で、お互いにね、支えながらいきたいなと思っておりますのでよろしくお願いします」


ふでもくれも、ぺいさんのために逞しくなろうとしてくれてるのがすごくわかって、ああ子どもたち〜頼もしくなったねほんとに〜って超心強かった。良かったねえジジババちゃん。



大ボス。ミ「はいっ。ねえー……(なんか、今までステージで何回もぺいちゃんに伝えてきたから、これと言って何を言おうって全然考えてないんだけど、なんだろ…………もう大好きなの、ぺいちゃんのこと。それ以外もう伝えることないんだけど」

泣きながらミキさん言って、ぺいちゃんも泣きそうな顔をしてる。えーーー超わかるよミキーーーー!!!!!



ミ「ほんとに、ほんとに好きなのおおお。 °(°´`°)° 。」


ミキかわいすぎるwwwwwwwwww この泣き方する成人男性はじめて見た。あまりにもソーキュートでお客さんみんな笑っちゃったけど、わたしたちは、少なくともわたしは、大草原の中で同じくらい泣きたくなってたんだよ。ぺいちゃんもそうだったんじゃないのかな。


ぺ「かわいいwww 私も大好きよ!私も大好きよ!大好きだからこうやってずっと一緒にいるんじゃん!」ミ「違うの、伝わってないの。 °(°´`°)° 。私がどれくらい好きか、どれくらい大切かとか、あんたわかってないから‪‬」ぺ「www わかってる!」ミ「わかんない、全然伝わってない。……出会ってから10年間ずっとだよ、ずっと好きなんだよ」ぺ「(うん)


子どもみたいに駄々泣きするミキさん超かわいくて超いとおしくてどうするんこんなの!!!こんな風に愛を伝えられたらぺいちゃんもうお手上げでしょ。


ミ「……10年間」いきなり声めっちゃドス効いたwwww


ミ「ずっと好きでさあ、なんか……10年間(ドス声)大好きです」ぺ「ありがとうございます()」ミ「こうやって10年間一緒にいるとさ、色んなことがやっぱあったじゃん」ぺ「うん」ミ「すごい切ないこととか、嬉しいこととか、一緒に色んなことを乗り越えてきて、楽しいこともいっぱいあったじゃん。でもこー、やっぱりアイドル活動以外にも色んなことがあって日々、こうやって一緒に誕生日を重ねていくことって、歳をとるに連れて失うことが増えていったりすることなのかなーとか考えててさ、でも、なんか、こーやって年月を重ねるごとに、絶対失いたくないもの、失えないものがあるのも確かで、それは私にとってぺいちゃんでさ、歳を取ってくことで色んなものを失ったり大切なものが無くなったりとかしていく、それが人生なんだとしたら、私はぺいちゃんと一緒に、そんな失ったものに負けないくらいのものをこれからもっともっと一緒に探して、それに手を伸ばして、一緒に守っていきたいなって思ってるのね」ぺ「うん」ミ「私にとってぺいちゃんってもう家族なんだよね。家族ってさ、すごいムカつくときもあれば、全然話を分かってくれなかったりさ、すれ違う時期があったりさ、それでも、その縁って切れないじゃん。ぺいちゃんとどんなことがあっても一緒にいたいし、いっぱい笑っていたいし、なんか…………家族になってください」ぺ「プロポーズだ!プロポーズ() ……ありがとうございます。嬉しいよ、ほんとに」


この声音がさー!わたしももらったことがある、ぺいちゃんは本当に本当に嬉しいときこういう声する。



ぺ「ミキティーがよくさ、『ぺいちゃんは強いよ』って言ってくれるじゃん。私はこの10年ずーっとミキティーの背中を見ながら一緒に歩んできて、この一年、ミキティーもそうだけど、色々家族のね、家庭のことで色々あったんですけども、ちょーど同じくらいの時期にね、大変な時があって、いまだに覚えてるんですけど、リハーサルの休憩とき、ミキティーとふたりで話してて、『お互い歳を取ると色んなことが起きるね』なんて話をしてて()、私は結構そのときは『折れちゃうかも』って思ってたんだけど、ミキティーが『私は自分の親が強くいたように、大変な時も私は強くいようと思うんだよね』って話をしてくれて、そのとき私『あ、こんなんじゃ駄目だ、ミキティーのように私も強くいなきゃ』ってまたミキティーの背中から学んだのね。そのときミキティーと話した言葉が、『二丁魁があってお互いよかったね』って、ほんとにこーお互い辛かったんだよねあの時ね」


込み上げて、涙声で教えてくれた。オタクはたかだかオタクだから、なんにもできないのは当たり前なんだけど、なんにもできなかったなあ。積極的になにかをすることはできなくても、『言わなくていいことを言わない』とか『メンヘラを表に出してかまってちゃんにならない』とか『好きなパフォじゃないからって不機嫌にならない』とか(マジで最悪)、もっとちゃんと気づけていたら、もっとぺいちゃんの荷は軽かったのかもしれない。




ぺ「『二丁魁があって私たち本当によかったね』って話したのが嬉しくて、ミキティーが私のこと好きなのは知ってるけど()、そうやってお互い大切なものが好き同士であるって、そして素敵なメンバーがいるって幸せなことだな、それだけで折れずにいけるって、改めて思ったのね。こんな大切な人たちだったり、メンバーだったりおなカマだったり支えてくれる人を大切にしようって、思いました」


ミ「『二丁魁があってよかった』ってさ、『二丁目の魁カミングアウトってアイドルがあって良かった』って意味じゃなくてさ、ここにいる人、配信見てくれる人たち、私たちのことを好きでいてくれるひとりひとりがいて良かったって言葉なのね。私はぺいちゃんは家族だし、ここにいるみんなも誰ひとり失いたくない、大切な存在で、私たちがこれから大人になってこれから色んなことを乗り越えていく過程で本当に必要な、大切なひとりひとりだと思ってます。そういう話をしたんだよね」ぺ「そうなのそうなの」ミ「なかなか私たちも口下手で、みんなにどうやったら伝わるかなーって話をよくしてるんだけど、私もいま色んなことを乗り越えられたのってメンバーだったりおなカマがいてくれたり、ほんとにそのおかげなんだよね。だからずーっと一緒にいたいって、本当に思ってます。心から」ぺ「ほんとにそう。さっき『家族になろうよ』って言ってくれたけど、ほんとにみんなと家族になりたいような、そんな気持ちよ。これからもぺいにゃむにゃむを、そして二丁目の魁カミングアウトを、応援よろしくお願いします」