さて、わたしの2ヶ月に及ぶ “おうち時間” も今日で終わりです。
会社に行かなくていいようになってからずっと日記を書いていたので(嘘みたいに毎日書くことがあった)、変わったことを振り返ってまとめてみます。わたしのこと好きな人だけ読んでほしい。
・お花を飾るようになった🌼
2週間おきに買い替えて、ガーベラ、トルコキキョウ、カーネーション、いまはカンパニュラを飾っています。部屋にお花があるだけで気分が晴れやかになるから花はスゲー。あと花の名前がわかるアプリで近所の知らない花の名前や花言葉も調べたりしてます。
・お菓子づくり🍮
プリン作ったら茶碗蒸しになり、ドーナツはチキンナゲットになり、コーヒーゼリーは溶鉱炉になった。お菓子は市販のものを買え、という戒めを得た。
・飲み物の種類が増えた☕️
在宅が決まっていちばんに大きなマグカップを買いました。紅茶とかコーヒーを吟味して選んで、今まで水出しの麦茶かコーラの二択で生きてたわたしの飲料生活が潤った。
・ちょっと勉強した✏️
高校で履修しなかった科目をまじめに参考書見てノート取って勉強したのでちょっと賢くなった。
・落語と切り絵と折り紙👘
もともと落語すごい興味あったんだけど、れおちゃんが落語家になるらしいので、YouTubeで聞いてます。桂福團治さんの『南京屋政談』が好きでした。
切り絵は一瞬しかやってないけどたぶん研鑽を積んだらうまくなる自信がある。なぜなら砂絵も(は)うまいから！折り紙もうまい(左がわたし作！)
・音楽🎤
エンタメがリアルタイムであることに感謝です。CUBERSの『全然今しかない』もうタイトルだけで「それな〜😭😭😭｣になるし、『WOW』がね、ジャケットとかMVとか衣装とか超春色じゃないですか、聴くたびに心の中に春の旋風が起こって泣きそうになる。
あとなんといってもONIGAWARAのAL『ポップミュージックは止まらない』、これは企画から驚異的な速さで世の中に出てきた“今”のガワラのJ-POPなんですけど、もう本当に最高なので聴いてください。
あとはLucky Kilimanjaroの『光はわたしの中』も“2020年春”なの、特別だなあと思う。
🎵2020上半期めっちゃ好きなアルバム
King Gnu『CEREMONY』
われらがプワプワプーワプワ『セカイセイフク2』
赤い公園『THE PARK』
Awesome City Club『Grow apart』
神宿『2018-2019』
アイドルも配信とか色々見てます。アイドル楽曲大賞はね〜！今のところかみやど『スーパーヒーロー』です！でもわたしのプレイリスト2020まじでセンスがいい。
・タイに詳しくなった🇹🇭
なぜならタイBL見てたから。タイの若者めっちゃ歌う。あと常にインスタ。常にセルフィー。タイ超行きタイ。
・お化粧うまくなった💄
美容系バズりツイート延々見てQoo10でコスメ買い漁って練習したらマジでうまくなった。もうわたしナチュラルボーン色白なんでよろしく！涙袋は諦めた。諦めも肝心。
あと見た目としては髪切ったのと、ピアス1つ安ピンで増やした。夏休みのティーンエイジャーか。
・毎日筋トレしてる💪
推しメンが筋トレしてるの教えてくれた日から1日も欠かさずやってる！腹筋割りてえので！腹斜筋はもともと線入ってたけど、6パックはなかなかむずかしい。ちなみに筋トレをするとメンタル安定するという噂はガセ。
・棚がスッキリした🧸
失くしたと思ってたピアス見つかった。現場の見通し立ったら服フリマするのでよろしくお願いします。
※部屋は片付いてない。
・お手紙のやりとりから気づいたこと💌
すごくはずかしい話(長い)
わたしが “発信” にものすごく劣等感がある話は前にもしたんですけど、それって『好き』の可視化のことです。
気持ちなんて実体のないもの、やっぱりどうにか形にしないと伝わらないし、形になれば残るし、伝えたいのも残したいのもこっちの自己満足なんだけど、その自己満足の中のひとかけらでも好きな人の幸せの礎になってほしいから必死になって「届け！」って祈る。
絵とか、写真とか、手芸とか、日々のツイートとかの “手段” についても、そもそも伝えたい “気持ち” 自体の価値も、他人と比べて全然上手でもきれいでもなくて、不甲斐ないなあと思います。ずっと。
少し前に、絵を贈っていただくことがありました。ものすごく、往来でだばだば泣くほどものすごく嬉しくて、でもわたしはお返しになるようなものなんて何も持っていなくて釣り合いが取れない。
人間関係は損得勘定じゃないっていう人も多いと思うんですけど、わたしは好きな人にはわたしを介して得してほしい。なのに全然！圧倒的に！途方に暮れるほどわたしには等価交換できるものがない！から苦しくなった。
って、しばらく無力感に苛まれていたんですけど(ここからいい話！)、前後してオタクからお手紙をもらって、文を読んで「あ〜救われちゃうわ〜〜｣ってまただばだば泣いた。
泣いたらうっすらわかった。
包装紙も持ってないし、リボンの掛け方もわからない。それでも、わからないなりに丁寧に、誠意と真心をこめて書いたらわたしの言葉もだれかの役に立つのかもしれないなあと、少しだけ、ひらめきのような細い光を見つけました。
わたしは人になんか手紙とか長めのDM送る時もだばだば泣きながら書いてるんですけど、今もそうなんですけど、伝わりますように、ひとかけらでも残りますように、って、超本気で情念込めてる。
だからそういえばわたしはわたしの文章が好きだった。ことさら意識したことなかったけど。
「絵が描けなくたっていいの、いてくれるだけでいいの。『好き』って言ってくれるだけでいいの」
2年くらい前にアイドルが言ってくれた言葉、わたしは い(てくれ)る “だけじゃない” 人がいまも、これからも羨ましくてたまらないんだけど(久しぶりにむかしのレポ読んだら3年前からこの話延々しててただの謙虚ヤクザだった)、なんにもないけど、言葉を尽くすこと、自分の価値を自分で貶めないことはわたしの努力です。
「返せるものがなくて申し訳ない」ってわたしが言ったら、絵を描いてくださった女の子は「そんなこと言わないで。あなたの絵を描いたことと、もらった言葉が宝物になりました」とこたえてくれました。
わたしは『生きてるだけでえらい！』はぜったい有り得ない、有り得ないっていうか生きてるだけでえらいひとはほんのひと握りだと思ってて、まあそれって推しメンなんですけど(推しメンは生きてるだけでえらいのに更に手抜きせず日常を営んでいてくれて最高大感謝)、わたしも生きてる “だけ” じゃないように、絵や文章で描いていただいたやさしさに見合うだけのわたしに責任を持ちたい。
あとやっぱり『好き』の可視化、汲み取ってよ！は甘えだから、横着しないで形にしないといけない。
こんな “好き” は要らないだろうなあ〜っていう卑屈さはマジで一生消えないけど、わたしは神経図太いので、それでもずっと好きです。アイドルも、友人も、恋人も。
たくさん「好き」って言いたい。ぺいちゃん好きよ！超好き！いちばん好き。
ぺいにゃむちゃんへの手紙用に去年？買ったキティーちゃんの切手シートあと1枚で終わる(クリアストーンの住所覚えた)
大学を卒業するとき、「わたしの人生にもう長期休暇は来ないんだな〜｣と思ってたのに、いきなり降って湧いてきた。
でもわたしの知ってる夏休みのように外の世界に楽しいことがいくらでもあるわけではなくて、幸せなことより悲しいことや悔しいことの方が全然多かった2ヶ月でした。最後のライブからは3ヶ月経っちゃった。
わたしは明日からアイドルより一足先に社会に戻りますが、いつかしかるべき場所で、わたしたちの正しい日常の中で、会いたいな。なるはやで。
きっとそのときのわたしは腹筋バキバキだしブルベです。
読んでくれてありがとう、わたしのことを好きな人。