10年(1) | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

2014年5月2日、わたしが初めてライブに行った日からちょうど10年を迎えました。ラジオの公録も含め、ざっと数えて411本。自分でもびっくりすることに、全部覚えています。411本、もれなくレポ書いてきたのも手助けに。


2004年5月2日、お台場でわたしの人生が変わった。ラグピのイベントでした。OFLSのCD封入券で誰でも行けたので、想像を大幅に上回る集客で急遽3回まわしになって、1回につきマジかよwwってくらいZeppにお客さん詰め込んで、ちょっとしたパニックになってた。そんなところから、わたしの記憶は始まります。

わたしの中でのRAG FAIRってお台場なんだよなぁ。最初に見たのもハモネプでCXだし、ラグピもそうだし、礼央ちゃんのANNもお台場だった。TRFの楽公も。10年前の海の匂いを、今でもはっきり覚えてる。


8月のお台場冒険王ではアウトのフライヤーが配られて、「持ってるー?」って礼央ちゃんだったかなぁ、訊かれて、お客さんが一斉に掲げた瞬間に、客席が真っ赤に染まった光景が焼き付いてます。


2005年のロンスカツカーはわたーるの最後のツアー。「楽しくなきゃ弾かないよ」ってわたーるの言葉に、唇きゅっと結んで泣きそうにしてた礼央ちゃんの顔。キャパ600なのに、先行のチケ申込みが2400来てたってのはズボ史上でもかなりの高倍率だったのではないでしょうか。

パートチェンジのFCイベ。オールぴきリードのSheサイとか、洋健ちゃんの恋マレとか。

あとね、らぐへあさんの歴史の中でも「ああこの時期の彼らもうほんとやばい超良かった」って時期はやっぱりあって、それがわたしにとっては2005年の春なんですね。“第3期RAG FAIR”(公称)のハレルヤ近辺。
だから音楽会vol.2は特別な思い出。アンコールの曲振りで、洋「現在進行形のRAG FAIR」って言って。ハレルヤも半熟も歌ったのに?ってお客さんみんな首を傾げてたら、洋「勿論CDにもなってないし、タイトルも未定だし。歌詞ももしかしたらツアー中に変わるかも。RAG FAIRの次の一歩。音楽会と一緒に成長していく曲です」
ハレルヤリリースからたった3週間後だよこれ。洋「でももしかしたらどこかで聴いたことがあるかもしれない」って言って、更にはてな浮かべてたら、礼「タイトル?タイトル…『fallin'love(仮)』っ!!」て言って、この後曲に入るタイミングももうずるい。こんなのお客さんのメーター振り切れる。ここから全員のハレルヤダンスまでの狂乱っぷりは本当にすごかった…。


この年の野音がズボにとっての初野音。このライブが翌年から続くズボ野音の原点。4月なのにあっつくて!焼けるような炎天下の椅子で5時間。のくのくとboy(とたぼくん)の2回目の披露だったはず。

7月の江の島。これは411本の中でも指折りの思い出深いライブ。梅雨明けの日で、真夏日で、何と言っても海の日。海岸に段差レベルのステージ組まれて、もうほんとに数m先が海なの。満潮の時やばいだろって位置にある。今までで一番印象深い恋マレでした。くむーはステージ降りてくるし、礼央ちゃん洋ちゃんもスピーカーをひょいっと飛び越えて、足半分ステージからはみ出てます!ってくらい前で超楽しそうに歌うし。
このレポ倫理の授業中にノートの端に書いてたなぁ。2階の保健室の隣の教室で。受験生だったんだけどなぁ。


鷹男はこの年から。『DOWN TOWN』カバーで、ああズボってこうだよね、って思った記憶。鷹男で配られたフライヤーで、次のアルバムのタイトルが解禁だった。『扉』。帰りの電車の中で初めての4人でのアー写見て、一区切りだ、って思った。同時代感とでも言うか。
初めてのビアンコもここでした。『安心』すっごい覚えてる。


秋にあった白石での単発はプラチナチケットでした。平日だったんだけど、偶然高校の記念日だか振替だかで休みで、キャン待ちで本当に運良く行けた。ぴきは大学の卒業式で、ひとり大宮から新幹線乗車。礼央ちゃんが『卒業おめでとう。洋輔くらいになるとみんなに卒業証書見せて歩くんだろうね?』ってメールしたら、どうだ!とばかりに得意げな顔で証書を掲げて礼央ちゃんの車両に乗り込んできたってエピソードが大好きでねぇ…。
これはライブの内容もすっごく良かった。うん、めちゃめちゃ良かったなぁ。昔のレポ引っ張ってくるのは恥ずかしいけど→http://ameblo.jp/ebony-4/entry-10053118921.html


そんでやっぱり1210武道館。きっとそれぞれにそれぞれの思い出があると思うので、ここでは語りません。12月とは思えない、あったかい日でした。
あ、アンコで白天歌って、東京は次の日平年より1ヶ月も早い初雪だったんだよ。白い天使降りてきた。始まる前から、終わった後もずっと幸せなライブだったな。今も持続してるくらいだもんな。にゃー!!


2006年。センター2週間前にもらぐへあ見に行ったし、1週間後にもFCイベ行ってたよ。
ズボ野音ワンマンも思い出深い。終わらないバランスとか、初めての金テープばーん!とか、物議醸しまくりのアンコールとか。

5月のWAVEツアーはわたしの知ってる10年間のラグのライブの中でも毛色がちょっと違うなぁって印象があります。同じライブハウスでもLIVE Rallyとは違って過渡期っていうか、試行錯誤感強くて。でもそれが良かった。

ズボ後夜祭。礼央ちゃんがお客さんに「生まれてきてくれて、ありがとう」って言ったのはわたしが知る限りこの時だけ。


この夏がらぐへあ初ブルノ。これは開演前が酷かったぁー…。でもわたしの膝先に跪く引地様という、人生で一度訪れるかどうかの神シチュいただきましたありがとうございました。


ここまで3年分35本振り返るだけで2時間掛かってしまった…。2007年以降はまた今度。