起きて

台本の整理

やはり


ギリシャ悲劇

をイギリスの方が演出するという事ですが、

難しいのは先ず一言でギリシャ語といっても
ギリシャ語だけでも約3400年の歴史があり
例えばプラトンやソクラテスがギリシャ語がスラスラ出来る人でも現代ギリシャ語はほぼわからないでしょう、
そして
古典のギリシャ語は紀元前3世紀までのギリシャ語が元となっているそうなので
そしてソポクレスがオイディプス王を書いたのが
約紀元前427年頃と言われています。

ギリシャ語と一括りに出来ないのは
やはり古典がその当時のものから
訳される
伝わるうちに細かく変化してきたという事を
念頭において考えてないといけない


その上で
イギリスの方が望まれる
オイディプスは
ブリティッシュイングリッシュで構成されてます
そのニュアンスを日本語に変換

すると世にも不思議な
言葉の羅列になったりする事は

なんとなくここまで書くとわかりますよね


実際台本は
世にも奇妙な配列が多くあります
訳してくださる方が悪いわけでなく
そうとしか訳せないから
仕方ないと思います。
ですから
私の作業は台詞を覚えるということではなく、
原作とマシューの望むものと
日本語とした届いている台本の
この3つを擦り合わせ作業からで
なかなか覚える段階に進まなかったりもしてます。


一つの台詞がとても長くても
まずはそれを
キチンと日本の言葉に変える。


それが私が覚えるよりも
先にする作業で
本当に時間がかかる
本当に時間がかかる
覚えたいけど
覚える作業には入れないという
歯がゆさ


珍しく私、
変換作業をしながら
変換作業は
これは俺の仕事なのかよ!
とブツブツ文句言いながら
楽しんでやっちゃってるところが
やはり
芝居が好きなのだなと
変に悔しがってます。


笑笑笑。