DVDレンタルしてきて、全話一気に観た。
3D版の009、ちょっと女の子のビジュアルが単純すぎるかな。
003は、もっと色っぽくしてもいいと思う。
イワンは、かなり可愛いキャラデザインになってる。
ゲームの3Dアニメっぽい雰囲気で、最初はテンポの悪さを感じたけど、
観てるうちに、だんだん慣れてきた。
009だけが知っている加速された世界の孤独という概念は、いままで無かったかな。
加速装置が故障して元に戻れなくなるという話はあったけど、それとは
また違う種類の孤独感が描かれている。
究極の加速で、事象の地平を超えてしまうというのは、よく分からないけど、
なんとなく面白い。
ストーリーは、有史以来、人類の歴史を影から支配している超人・スーパーエリート達が
ウィルスをばらまき、人類の95%を死滅させ、残った5%の人間を奴隷にして
自分達の住みやすい世界にリセットしようという陰謀を、サイボーグ戦士達が阻止すべく
戦うというもの。
これが作品の中で出てくるウィルス。
どこかで見たような形をしていないか。
1960年代に描かれた初期の009を読み返すと、死の商人による自作自演で
戦争が起こされる、未来を予見したような内容になっているが。
2016年に作られたこの作品も、パンデミックを予言していたのかと思ってしまうね。