金 インゴット \4490 +45
プラチナ インゴット \4271 +8
78.42円 /$ 東京為替(09:30)
■■海外貴金属市況コメント■■
2月14日、NY貴金属市場の金は下落しました。
朝方は米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが
欧州6ヶ国(イタリア・スペイン・ポルトガル・マルタ・スロバキア・
スロベニア)の格付けを引き下げたうえ、英国・フランス・オーストリア
の格付け見通しを「ネガティブ」にしたと発表しました。
これを受けて、外為市場でドルが対ユーロで上昇、金が売られました。
その後は、ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した2月の
景気期待指数が大幅改善となったことから反転する場面が見られ
ましたが、15日に開催が予定されていたギリシャの第2次支援を巡る
ユーロ圏財務相会合が20日に先送りされたことや、欧州委員会が
スペインを財政規律違反で制裁を科す可能性が出てきたことで
ユーロ圏債務危機が再燃し、再び下落して引けました。
一方、白金はユーロ圏債務危機の再燃から、売り物が優勢となり
下落して引けました。
MOMO