ゑびすです
古希を過ぎたら、
居心地の悪い場所に
飛び出そう
日々おもしろいことがないか
あちこち飛び回っている
日常生活を発信しています
キャ〜
到着〜
「サルバドル・ダリ〜」
会いたかった〜
会いに来たわよ〜!
もう何十年前に
なるでしょうか…
プリップリピチピチの
裏若き乙女だった頃、
ハワイの画廊で
初めて見た
「サルバドル・ダリ」の絵。
画廊のオーナーから、
ガラ夫人に対する
無償の愛や、
ひとつひとつの
絵の説明を受け、
いっぺんでダリファン
になってしまいました
欲しかったですね〜。
リトグラフでも
いいから…
ダリの作品が…
でも、当たり前といえば
当たり前ですけどね。
とてもとても、
手が届くような作品じゃ
ありませんからねぇ
それから数年後、
見つけました
見つけました。
偶然、
見つけたんですよ
大阪南港のATCビルの
輸入品売り場でね。
ダリの複写というか、
まぁ早い話が
ニセモノというか、
単なる工芸品というか…。
でもね、ひと目で
気に入っちゃってね。
しかもダリがね、
「お家へ連れてって〜」
って頼むものですから…
こりゃあ買うっきゃない。
と、買いましたよ〜。
まぁ、買いました〜、
といっても、
工芸品ですからねぇ。
確か、数千円
だったかな…。
たかが
ダリモドキの工芸品、
されど、
ダリの雰囲気のする
工芸品、ということで、
かれこれ30数年、
我が家の玄関で、
その存在感を発揮して
くれているんですよ
と、まぁそんなこんなでね、
「サルバドル
・ダリ美術館」
は、ず〜っと、私の
憧れだったんですよ。
「は〜るばる来たぜ、
ダ〜リ〜、
さ〜かまく波を
乗〜り越えて〜」
出た〜
北島三郎メロディ〜の登場
はやる気持ちを抑えながら、
小走りに美術館の
入り口を目指しました。
あ、あれは、
塑像でしょうか、
彫刻でしょうか
「サルバドル
・ダリ美術館」
の入り口に続く階段の上で、
両手を横に突き出した像が、
出迎えてくれましたよ
お出迎え、
というよりは、
どちらかといえば、
「ラジオ体操を
しているおじさん」
かな…。
「ラジオ体操のおじさん」
の横をすり抜けると、
こじんまりとした
広場がありました
抜けるような青空の下に、
白いパラソルが3つ4つ。
シエスタ
(お昼の休憩)
でしょうかねぇ。
ビールやワインを片手に、
談笑する人々で
賑わっていましたよ
そんな人々の横を、
急ぎ足で
すり抜けて行きました。
アッラ〜
お懐かしや〜、でも、
チョッピリビックリ
巨大なダリが、
突然目の前に
現れたじゃあ
あ〜りませんか。
これこれ、
「これをフィゲラス駅に
飾ればいいのに…。
私が市長さんだったら、
絶対に飾るわよ…。」
な〜んて、
ぶつぶつ呟きながら、
胸像の後ろに見える
チケット売り場に、
急いで並びました。