ゑびすです
古希を過ぎたら、
居心地の悪い場所に
飛び出そう
日々おもしろいことがないか
あちこち飛び回っている
日常生活を発信しています
さぁ、いよいよ
ワイナリーツアーの
始まり始まり~。
唯一日本から予約を入れた
ツアーですからね。
今や世界中どこにでも、
スマホやパソコンから
予約を入れることが
できるんですからねぇ。
つくづく便利な時代に
なったものです。
な~んて、
「ドラえもんの世界」が
頭をよぎる中、
スタンバイしていた
カート(ジープ)に
乗り込みました。
ツアーメンバーは、
陽気なイタリア人の
「アベック」
いえいえ、
今や「アベック」、
という言葉は
死語だそうですよ
知ってました
それとも、
貴方も私と同じ、
「知らなかったわ」世代
高校生の孫に
言われましたよ。
「アベック
えそれって
アベノミクスの略」
ってね。
まさか、
「アベック」
が通じない
ガーン
なんてこった~
じゃあ、今は何て言うの
あのね、
「カップル」って
言うんですって………。
へ〜ぇ、
「カップル」ねぇ。
まぁ私の個人的な見解では、
「どちらでも
いいんじゃない」
ですけどね。
とまぁ、
またまた脱線
してしまいましたけど。
「アベック」
が死語になってたなんて、
知らなかったでしょう
知らなかった皆さまには、
お役に立てて、
幸いでございました
で、本題に戻るわけですが、
イタリア人のカップル
(シツコイようですが、
アベックでは
ないそうですよ)と、
シンガポールに住んでいる
台湾人の女性、の
3人が同乗しました。
ブルン
ブルン
ブルン
エンジンがかかりました。
さぁ、出発進行
葡萄棚が
一面に広がる道を、
カート(ジープ)が
ゆっくりと進みます。
葡萄の剪定でしょうか
葡萄棚の中で
作業をしている人たちに、
私は大きく手を振ってご挨拶。
それに応えるように、
作業中の人々も手を休め、
しばしカート(ジープ)を
見送ってくれました。
う~ん
なんともいえない、
穏やかな時の流れ…。
そう、タイ時間とでも
言うのでしょうか…。
癒される~。
……………
あっちゃ~
きたきたきたきた~。
突然やってきました~。
何が
何がって
ヤダ~
きちゃったのよぅ。
前回のブログで
お話したこと。
この上もなく
ロマンチックな、
ブレックファーストの
話ですよぅ。
飛びっきり美味しかった、
パイナップル
ジンジャージュースの話…。
あ~あぁ、
いくら美味しいからって、
やっぱり朝から4杯はね…。
まことに品のないお話で、
申し訳ございません。
が、自然現象が
やって参りました
実は、
ワイナリーに着いてすぐ、
Toiletに行こうと
思ってたんですよ。
でも、なぜか
行きそびれてしまって…。
あ~あぁ、
せっかくの穏やかな
時の流れも、
ロマンチックも、
癒しの時間も、
み~んなバイバイ。
イタリア人カップルの
楽しそうな会話も、
延々と続く美しい
葡萄棚の緑も、
もはや自然現象には
太刀打ち敵わず…
うう~ぅ、
早く戻って~
もっと
スピードをあげて~
心の中で
叫び続けましたよ。
いくら美味しいからって、
4杯はね…。
イエイエ、
どうせこうなるのなら、
5杯でも6杯でも
飲んどきゃよかったかも…
(なんと不埒な…)
クゥーッ、
もうなんでもいいから、
とにかく早く早くぅ~
あ~ぁ、見えた~
やっと、
ワイナリーの建物が
見えて来た~
ヨ~シヨシヨシ
もうすぐもうすぐ…。
ジ~ッと
我慢の子我慢の子…。
ガタンガタンキュ~到着~
と同時に脱兎の如く。
と、皆さまはお思いでしょう
ところが、左にあらず。
ここが
「古希の為せるワザ」
まずは、
何ごともないかの如く、
悠然と
「カップ コン クラッカー、
カップ コン クラッカー」
心とカラダは大慌てでも、
そこは最後の頑張りでね。
ニコニコ笑顔で
感謝感謝ですよ。
(ひょっとして、顔が
引きつっていたかも)
そして
優雅にカートを降りて、
(ここからが肝心、
一番に降りられる席まで、
にじり
寄っておくことですよ)
そして、脱兎の如く
いえいえ、まだまだ。
まだ早~い
まだまだ、じ~っと
我慢の子我慢の子。
古希らしく、
あくまでも、
優雅に悠然と…。
非常事態を
悟られない様にね…。
ただし目指す先を
シッカリ見据えて。
一瞬で、そこまでの
最短距離を探しますよ。
(ここはポイント)
勝負は、そこからですよ。
「東京オリンピック
競歩 金メダル~」
くらいの勢いで、
急げ急げ~
でも、脱兎の如くは、
まだまだ皆さんの姿が、
ほぼ見えなくなるまでは…。
ようやく見えなくなった。
それ~脱兎の如くぅー
セーフ~
あ~あぁ~この爽快感
何とも言えない幸せを
感じるのは、私だけ
(本当に、品のない
お話しですよね。
もう一度、
ごめんなさい)
でも、
「幸~せい~っぱ~い、
夢い~っぱい、
だって~だって私は~」
の気分全開ですぅ
古希と懐メロは、
やっぱり
セットなんですね~。
口ずさみながら、
洗面台で
手を洗っていた私ですが…。
うん
何やら、感じました。
背中に視線を…。
感じる感じる…。
誰かが見てる。
誰かが私を、
ジ~ッと見てる。
誰誰
私をジ~ッと
見てるのは、誰
サッ、と振り向いた
私の目に写ったものは…