ゑびすです
古希を過ぎたら、
居心地の悪い場所に
飛び出そう
日々おもしろいことがないか
あちこち飛び回っている
日常生活を発信しています
タイ人のお客さんと、
唯ひとりの
日本人の私を乗せて、
ロットゥーは
ようやく走り出しました。
行商人風の人、
学生さん、
チョットあやしい
風態のおじさん、
子供連れの女の人…。
タイの暮らしが
そこから伝わってくるような、
そんな、
何だかあったか〜い
気持ちになりましたねぇ。
5分も走ったでしょうか…。
ロットゥーのスピードが、
少し落ちてきました。
道路の脇で誰かが
手を上げているようですね。
あっ、どうやら
お客さんのようです。
停留所も何もないところで、
ロットゥーが停車しました。
ひとり降りてひとり乗る…。
東南アジアでは、
よくあることですよ〜。
停留所が
有ろうが無かろうが、
ぜ〜んぜん平気。
どこでも乗りたい所が
乗車場所。
どこでも降りたいところが
降車場所。
乗せては降ろし、
降ろしては乗せながら、
ロットゥーは
ペッチャブリー市街を
走ります。
行き交う車の中を、
麗しのホアヒン
目指して走ります。
ホアヒンに
近づいているのでしょうか
かれこれ30分以上は
走っていますよ…。
乗る人が
だんだん少なくなり、
降りる人の方が
多くなってきました。
あんなに
満員だった車内も、
もう半分くらいは
空席のようです。
「あの女の子、
随分と遠くの学校に
通ってるんだ。
あのおばさん、
あんなに
沢山の荷物を担いで、
行商でもしてるのかなぁ…。」
車内の様子を観察しながら、
アレコレ考えているうちに、
フッ、と、
頭の中を
よぎるものがありました。
「あれっ
なんか変
ここどこ
」
よ〜く考えれば
分かることなのに
①ロットゥーの停留所は、
あってもないようなもの
②ロットゥーは、
降りる場所を言わないと、
止まってくれない
(次、止めて〜、とね)
③私はこの街を
見たことがない
(どこで降りれば
いいのかわからない)
やっぱり
おかしい
１人旅で鍛えた私の右脳が、
違う違うって言ってる〜
あ〜何だかだんだん
山の中に入って行く〜
あ〜だんだん
暗くなりそう〜
何だか、だんだん街から
離れているみたい…
ぜ〜ったいに、
お・か・し・い️
またもや
「居心地の悪い場所に
飛び出そう」に、
突入の予感…。
