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3月5~8日 笠間教室 茶道稽古
高砂の 尾の上の桜
咲きにけり 外山の霞
立たずもあらなむ
権中納言 匡房
(百人一首より)
日本人が桜に感じる儚さや
移り変わる時間の残酷さ
そういった深みが
この歌にはありませんが
慶事の響きや
春を代表する桜と霞の景色を
百首の一場面として
家定は選定したのでしょう
暖かな春の風が
心地よく吹き荒れ
梅や椿も花盛りを迎えています
釣釜は
天井から鎖で吊った釜が
揺れる姿から
春風を感じます
「春の野」★Instagram
小さな釜に水をさす時の
緊張感も良いものです
茶室の釘の位置は
亭主の好みが全てですが
釜を吊るす釜蛭釘は
形が「J」なので
天井と釘の接点と
鎖の支点がずれます
吊るした釜の中心が
炉の中央にくるように
取り付ける際には
注意をしてください
別日には
行之行台子をしました
3月の別称「弥生」は
いよいよ生い茂る
という意味
溢れる生命力を
とりこんで
活気に満ちた新生活を
おくれますように
【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】
「東京九段教室」
次回の稽古は
・歳時記「端午の節句」
・春の和歌
・帛紗捌き
・茶巾のたたみ方
・道具の清め方
「茨城 笠間教室」
次回の稽古は
・茶筅について(予定)
・春の和歌
・初風炉
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