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7月26・27日

笠間教室 茶道稽古


毎月生徒さんの暮らしに

役立てていただくため
次月の歳時記のお話をしています

来月 8月のテーマは「八朔」
日本の風習は中国から渡ってきて
宮中から民衆へと広がったものが多いですが
八朔は農民から始まり
将軍や公家にまで達し
徳川家康は元日の次に大切ビックリマーク
とまで言っていました

お中元となり
現代でも残っています
詳しくはコチラをごらんください




今回の主菓子は
母と旅行に行った
鳥取のお土産
因幡の白兎



うさぎが渡った沖ノ島
その先にボンヤリ見える
同じ「おきのしま」(隠岐島)
という島にちなんだ和歌も
一緒にお勉強しました

そこは
命までは奪えない
やんごとなき身分の
罪人を流した島

人もをし 人も恨めし あぢきなく
 世を思ふ故に もの思ふ身は

という歌を残した
後鳥羽院もその一人
源平合戦の最中に生まれ
三種の神器不在での
天皇への即位など
激動の人生の中で
新古今和歌集を編集され
素晴らしい才能の
持ち主でもありました



稽古は花月



札を引いて席順や
茶を点てる人を決めたり
楽しい会です



同時に
全体の動きを見ながら
行動をしなければならないので
極めようと思うと
終わりが見えない
奥深さもあります

基本的な「平花月」と
「三友」をしました



裏千家13代 圓能斎が好んだ花月で
ご先祖様に捧げる
花を皆で手向け
香を焚き
菓子を楽しみながら
ともに茶をいただく
ことから名づけられました

参加した全員で花を入れます



花台に乗った花から
花つもりをして



花入れに合わせて
長さも調節します



最後に水を足します



札をひいて
香を焚く人を決め



香炉をまわし
皆で香りを楽しみ
最後には床の間に飾ります

その後は
お茶を点てる人
飲む人を札で決めます





お菓子を食べながら
目の前で点ててもらった
お茶をいただきます



古の茶人は
「仏に捧げ我も飲む」
と言いましたが
床の間に捧げた花と香に
包まれながら抹茶を飲むと
それを実感するひと時


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お盆も近いので
お家でも
花や香を捧げながら
近しいご先祖様を
思い出してみてください

 

 

 

8月18日「手作り掛け物で楽しむ茶会」開催

 



 

 

 

【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】

 

「東京 九段教室」

≪茶道体験講座開催中≫

次回の稽古は

2019年 8月3日(土)

 

【入門コース】
・歳時記「重陽の節句」
・秋の和歌
・ご自宅での抹茶の点て方

 

【基本コース】
・歳時記「重陽の節句」
・秋の和歌
・帛紗捌き
・茶巾のたたみ方
・道具の清め方

 

 

「茨城 笠間教室」

次回の稽古は

2019年 8月30日(金)

2019年 8月31日(土)

・歳時記「観月」(予定)
・秋の和歌

・茶箱

 

経験問わず募集中です花火

見学も歓迎しております

事前にご予約をお願いいたします

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