7月22日
海老澤宗香茶道教室のお稽古

教場の襖を簾に替えました



京都では 「建具替え」 といって
夏の間 障子や襖を
よし障子 など風が通る建具に替えます



私が勤めていた中村外二工務店でも
6月になると順次お客様のもとに伺い
建具替えを行いました
9月になると元に戻しますが
この際に建具の滑り具合や不具合を調整します
模様替えだけではなく建物のメンテナンスも
兼ねているわけですひらめき電球



毎月生徒さんの暮らしに役立てていただくため
次月の歳時記のお話をしています

来月 8月のテーマは 「八朔」
八朔は 八月朔日(さくじつ=一日)の略です

私のこの日のイメージは
京都で正装をした舞妓さんが
習い事のお師匠さんのところへ
挨拶回りをしている風景です




しかし八朔はもともとは農民の文化
早めに実った初穂を恩人などに贈る風習がありました



鎌倉中期以降は武家・公家社会で
主従関係を確認強化するために「頼む人」(庇護者)
へ贈り物をすることが一般化しました


八朔御馬献上 歌川廣重
将軍から朝廷へは「銀の太刀」や「白葦毛の馬」が献上されました

更にその後 この習慣が民間にも及んで
現在の「お中元」となったのです



稲に穂が成るなんて秋の足音が聞こえてきそうですね
暦の上では8月は秋が始まりますが
まだまだとにかく暑い晴れ

ということで
今回は夏の歌を選びました

夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを
  雲のいづこに 月やどるらむ    清原深養父



作者は清少納言の曾祖父

日が暮れたかと思うとすぐに明けてしまう
短い夏の夜
家路につく道すがら見上げると 空には月が
遊び疲れた自分と重ね合わせて
月の休む場所を心配する気持ちが読み取れます

夜の空気には昼間の光や雑踏の零れ物が漂っていて
静かな夜道をのんびり歩きながらそれを感じるのが大好きです
そんな夏の空気が感じられる歌です



涼しくお稽古風鈴
ということで

名水点



名水でお客様をおもてなしする点前
抹茶の前にお水を差し上げます
しめ縄と幣で釣瓶の中を神聖な領域として分けています

笠間の名水は ぶんぶくの湯 に湧く
「ぶくぶくの水」があります



葉蓋



水指の蓋の代わりに葉っぱを使います
今回は芙蓉の葉をつかいました


洗い茶巾



お茶碗に水を張った状態で持ち込み
席中で茶巾を絞ったり水をあけたり
お客様に心地よい水の音を楽しんでいただきます


暑い夏を涼しく楽しむお点前が
こんなにあるのです音譜



そして男性陣にも浴衣を着ていただきました
洋服と和服では身のこなしが変わってきます



茶道は身体との対話でもあります

 



4月から新たにお稽古に加わってくださったかたも
盆略点前ができるようになりました





お盆の上で全てが完結するお点前なので
どこでも抹茶を振る舞うことができます合格



お菓子は「七変化」



銘は紫陽花の別称です
花が開いてから色が移り変わる様子を言っています
時間の流れを感じますね





お稽古では生徒さんとの交流の中で
日本文化を教えていただくことも多く
大変楽しいです
今回は京都の祇園祭に参加した生徒さんより
お土産をいただきました



こちらは菊水鉾でのお茶会のために作られたお菓子
「したたり」
なんて趣のある銘でしょう
聞いただけでも涼しくなりますが
見た目も爽やか



黒糖のコクある味わいです

お稽古の後は恒例の持ち寄りパーティー



写真にあります きむらや の蕎麦稲荷
最高に美味しくておすすめです
笠間にお越しの際はぜひご賞味あれラブラブ


室礼はまだ御覧になっていない生徒さんのために
7月15日に茨城県陶芸美術館にて
開催した 「日本陶芸展」呈茶会 のものを
そのまま飾りました









8月19日も
日本陶芸展 「出展作家の茶碗で一服」 呈茶会
室礼を変えて 開催いたします
茨城県陶芸美術館にて予約も承っております
☎0296-70-0011
心よりお待ちしております

 

更に 第一回生満員御礼クラッカー

3回完結茶道のきほん講座

も第二回生以降募集中です

1日1時間 全3回の講座 目 学生 未経験のかたもぜひ

 

よろしくお願いいたします

 

 

 

【海老澤 宗香 茶道教室のごあんない】

次回の お稽古は 8月26日(土)
 ワークショップは 8月27日(日)

事前にご予約をお願いいたします

Email : WAXWANE29.5@gmail.com
※WAXWANEは小文字にしてメール送信してください