蝦読weeklyです。
佐藤優著 『読書の技法』
著者の読書法の一端がわかる本です。
実はこれまでも何度か読んでいます。著者は様々なジャンルにおける知識が豊富なイメージがありますが、読書量も半端なく、その方法を紹介してくれています。正直真似はできません。1冊5分で読んで、自分にとって必要か否かなんてことは判断できません。でも読書に臨む姿勢だとか、学習するなら高校の教科書と参考書に戻るべし、などなどためになる内容も多く、時折戻りたくなります。良い本です。
ニーチェ著 『ツァラトゥストラ(下)』
哲学者:ニーチェの代表作の1つです。
抽象的で難解な内容なので、理解を深めるのではなく、ツァラトゥストラの思考や姿勢を楽しむ物語として読み続けました。超人とか永遠回帰とか難しいことが多いので、そこは何かの解説本を片手にして読むと良いかもしれません。全く理解はおいついていませんが、「私はツァラトゥストラを読んだぞ!」と胸を張りたい。そんな本でした。
三谷幸喜・松野大介著 『三谷幸喜 創作を語る』
2013年までの代表的な三谷作品の創作における考え方をまとめた本です。
kindleで読了。私は三谷幸喜の大ファン。本ブログでも『鎌倉殿の13人』の毎回感想をやっていた武衛(鎌倉殿のファン)の一人ですし、『合い言葉は勇気』はシナリオ本もDVDも持っています。この本で取り上げられている作品は知っているものもたくさんあります。脚本家としてどんな考えでストーリーを作り出しているのか、その一端を読めるのが非常に興味深く感じて、非常に面白い一冊でした。
covid療養中に水木しげるの『墓場鬼太郎』1,2巻を読みました。
貸本時代の『墓場鬼太郎』の復刻版。『ゲゲゲの鬼太郎』とは全く異なる鬼太郎像、作品の雰囲気、絵柄……どれもこれも素晴らしい! 来月以降も続刊を読みます!