蝦読weeklyです。
フランツ・カフカ著 『変身』
これまで何度も読んできた作品です。ある朝、虫に変わっていた主人公と周りの人たちの様子が描かれます。
カフカの作品は短編が好きです。周りの評価は『城』の方が高めな感じを受けますが、私は断然『変身』派。初読の際は、主人公が虫に変身したという突飛なスタートから、コミカルにその様子を描くかと思えば、主人公だけではなく周りの人たちも色んな意味で「変身」していくというストーリーに唸らされました。初読は新潮文庫、光文社古典新訳文庫版も読み、今回は青空文庫での読了。同じく好きな作品である『カラマーゾフの兄弟』や『百年の孤独』と違って、短編であることから手に取りやすいことも何度も読む理由の1つなのでしょう。
何度読んでも「いずれまた読むんだろうなぁ」と思わされます。感性が合っているんでしょうね、きっと。
平塚潤著 『フルマラソン サブスリー達成最強メソッド』
タイトル通り。著者によるマラソンの記録更新のためのメソッドと著者のメソッド実践者の体験談をまとめています。
単行本に比べKindle版が安価だったので購入。サブスリーを達成するための壁はやはり高いなぁと痛感させられます。まず5000m19分が難関。日常のjogを15?20kmにするのも難関。やはり、それ相応のトレーニングが必要なんですね。今の自分には高い壁ですが、実践者の年齢が今の自分と同じくらいの人が多いのは勇気づけられます。
トレーニング内容は今までの書籍で触れられていることと違いはほとんどなし。
著者が実際に取り組んだ人のメニューを見て、具体的にアドバイスしているのが参考になりました。
Testosterone著 『筋トレが最強のソリューションである』
待ち時間にサラッと。と言うのも、過去に何度も読んでいる本なので面白さは十分にわかっているつもり。筋トレの効能はそれなりにわかっているつもりですが、この本読むと筋トレしたくなるんだよなぁ。
現在は本棚に積んであった『狂えるオルランド 上』を読書中。
叙事詩は苦手なので読みにくいんですけど、剣と魔法が出てくる世界観はものすごく好きというジレンマと戦っております。
あと……長いね(笑)。時間がなくて全然読み進められません。下手したら3月はこの本で終わってしまうかも……八犬伝と銀英伝、どうする??