生い立ち75-担任の先生方(U田先生、Y崎先生) | Levyのブログ

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ごく普通の生活をしてきたつもりですが、ちょっと変わったことを体験したり、身近な人から聞いたりしてきたので、そんな話を書きとめていきたいと思います。

高校のときは、1年7組で担任はU田先生、2年、3年も7組で、担任はY崎先生でした。


U田先生は、数学の先生で水泳部の顧問をされていました。真面目を絵に描いたような先生でしたが、その一方で1年7組というクラスは伸び伸びとした良いクラスでした。

個人的には1年3学期期末テストと共通一次試験で数学は満点を取れたのもU田先生のおかげと感謝しています。(共通一次の他の科目は散々でした...)


Y崎先生は、わたしが初めて沖ヨガ修道場に行くときに「お前、殺されてくるなよ」と声をかけてくださった先生です。

国語(現代文、古文、漢文)の先生なので博識で、僧や山伏たちの修行をご存知なので、ヨガ道場の生活も厳しそうだと思われたようです。


2年生のとき、年明けに登校すると「おお!ヨガ道場では大丈夫だったか?」と声を掛けてくださり、そのあとしばらくして、「君はせっかくヨガ道場という珍しい体験をしてきたので、作文を書いてほしい」と言われました。

あのころは、今ほど客観的に振り返ることは出来なかったので、全くまとまらない文章だったと思いますが、原稿用紙に3枚分ぐらいに体験談を書かせていただきました。

良い反響も、そうでない反響もありましたが、生物生物のI村先生が「海老澤、読ませてもらったよ。良い経験したな」とわざわざ言いに来てくださったのは嬉しい思い出です。


わたしたちが卒業した後、Y崎先生が入院されたと聞き、同じクラスのバスケ部の友人と3人でお見舞いに行きました。

そのときに、「入院生活は暇だからがよく読める」と仰っていたので、わたしは、読むと元気になれる中村天風先生の本をお渡ししました。

宇野千代さんが書かれた『天風先生座談』という本です。


翌年、Y崎先生から年賀状をいただき「天風先生の生き方は豪快で参考になります」と感想をいただきました。




Y崎先生はワンダーフォーゲル部の顧問もされていて、授業中にも、教科書に山の話が出てくると、関連ある山でご自身が登られた山や景色の話をしてくださいました。

国語の先生で表現力が豊かなので、美しい景色がありありと想像でき、いつか行ってみたいなと思いました。

今も山好きでいられるのは、高校生の頃にY崎先生のお話を聞かせていただいた影響だと思います。感謝申し上げます。


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