「現実の制度において勝ちっぱなしの人間が、人間の弱さ、美しさを理解できるわけがないのだ。人の気持ちを理解するためには、なんらかの形で悲しみを味わった人であろう。」
 加藤諦三(社会学者)


天候が定まらない毎日ですね。

部屋にいても湿度が高くて肌には良いですが過ごしづらいです。(笑)



大学の講義も半分も過ぎた頃で一年生も大学に慣れ学生の活気も日に日に増しています。

色々な出身地からの学生が多いので各地のあるある話しにいつも盛り上がります。


出会う学生全員が素晴らしくて感心してなりません。

私に出会ったすべての人に何でも良いので今後の人生に役立ててもらいたい。

そう接しています。




この一週間のなかで部活の卒業生から次から次へと連絡がありました。

3年前か4年前の卒業生ですかね。



当時、私が大嫌いで大嫌いで仕方なかった頃の選手。

もう大学を辞めたかったですし少々揉めた時期でもありました。

技術は高かったですが、その他は中学生レベル。


目を反らしてはいけないことを反らさなければいけなかった残念なチーム状況。

スタッフ間も仲が悪くなり結果も思うように出ず悪循環でした。

今考えれば私は、これを境に指導法や選手との関わりも少し変わった気がします。



そして、そんな一番の問題児が大学に来てくれました。

私は正直会いたくありませんでした。


彼は、まだ現役選手。


彼も私も当初は、気まずい雰囲気。

練習間に少し話しをしました。


彼とは、彼が卒業して以来会っていませんでした。

彼がプレーしている会場に行っても会うことはありませんでした。


久しぶりの印象は成長したなという印象でした。

練習後、お酒を飲みに行きました。


広島から私の後輩彼の同級生(勿論卒業生)も上京していたので一緒に。

何ですかね。


当時、相当憎んでました。

思い切りぶつかりぶつかり。


「当時はすみませんでした。本当は顔を会わせれる立場ではないですが…」


この言葉を聞いて救われた気がしたような気持ちで心が安堵したんですよね。

色々と感謝の言葉を聞くことができました。

照れくさいですがこの表現の仕方が私には今わかりません。



学生に「今、わからなくても納得できなくても良いから私(私です)の言っていることをちゃんと聞きなさい」と伝えていました。

「こんな環境は他はないんだぞ」

そうも伝えていたみたいです。


私1人だったら涙でていたと思います。



「苦しいとき、苦しいときこそ人は頑張れるか大事なんだぞ!社会に出ればチームの強さが大事ではなくて1人(個人)の強さが大事!」

「人は1人になったとき、孤独になったときに頑張れるか人は見ているんだぞ!」


思い返せば当時、この発言をいつもしていたような気がします。



今の自分に投げ返って来ているようで「ズシーン」と心に響いています。

この何年間は、孤独にも頑張らないといけないというものがありました。


自分で自分を頑張っているとはいいたくありませんし、そう思いませんが少し頑張っていたおかげでこうして当時、憎かった選手から感謝の言葉を聞けたのではないかと自分自身考えています。



成長を支えるって大変ですね。

また一から頑張らないと!!



Ciao.