私の住む本牧地区には456年続く【お馬流し】と言う神事が有ります。
茅で編んだ馬の頭に亀の胴体の形をした【お馬様】6体に町のあらゆる災厄を託し本牧の沖合いに流がします。
本年は8月7、8日に斉行されました。
未だに出口の見えないコロナ禍。
一日も早く日常を取り戻したく願いを込めて沖合い流されました。
関東地方は梅雨末期になり、この時期特有のジメジメと蒸し暑い日が続くようになりました。
中でも高い湿度は畳の天敵の一つ【カビ】の発生をしやすくするで気をつけて下さい。
い草は別名・燈心草(とうしんそう)とも呼ばれ、実で有る綿状の部分が蝋燭の芯に使われる程高い吸水性が有ります。
その機能が部屋の湿気を吸ってくれるのですが、あまりにも負荷がかかるとカビが発生してしまいます。
適度な湿気なら吸収した後放出するので、天然の湿度調整機の役割を果たしてくれるのですが…
いずれにしろ発生させない事が重要で、その為の有効手段は【換気】と【掃除】です。
【エアコンの除湿機能】も効果が有ります。
旅行などで何日間か留守にする時はエアコンをかけて行くのが良いと思います。
もしも発生した場合は、カビの胞子が舞わないよう軽くブラッシングするか乾拭きをして、掃除機の排気口が屋外に向くようにしてカビの胞子を吸い取り、消毒用アルコール(濃度75〜80%)を噴霧し殺菌して下さい。
手に負えない場合は施工した畳店に相談するのが良いでしょう。
処置を依頼するので有れば、費用がかかる事もご承知おき下さい。
本牧の住宅地にある【リトルファーム本牧もくり】に堆肥用の稲藁を届けました。
畳の芯材で有る畳床は、脱穀した稲藁を何層にも重ね圧縮して出来ています。
今回不要になった畳をほぐして使える様にしました。
畳床の材料として用いられた稲藁を再び土に還す。
素晴らしい自然循環だと思います。
因みに畳表は【い草農家】が育て収穫し製織まで行います。
正に【畳=農業】
農耕民族ならではの床材だと思います。
*稲藁が必要な方はお分けしますので、当店迄ご連絡下さい。
今日は天気も良く、近くの小学校の生徒達が見学に来ていました。
スタッフさんの説明を騒ぐ事無く聞き、感心させられました。
radikoのタイムフリーで視聴可能です。
興味のある方は是非!