関東地方は梅雨末期になり、この時期特有のジメジメと蒸し暑い日が続くようになりました。
中でも高い湿度は畳の天敵の一つ【カビ】の発生をしやすくするで気をつけて下さい。
い草は別名・燈心草(とうしんそう)とも呼ばれ、実で有る綿状の部分が蝋燭の芯に使われる程高い吸水性が有ります。
その機能が部屋の湿気を吸ってくれるのですが、あまりにも負荷がかかるとカビが発生してしまいます。
適度な湿気なら吸収した後放出するので、天然の湿度調整機の役割を果たしてくれるのですが…
いずれにしろ発生させない事が重要で、その為の有効手段は【換気】と【掃除】です。
【エアコンの除湿機能】も効果が有ります。
旅行などで何日間か留守にする時はエアコンをかけて行くのが良いと思います。
もしも発生した場合は、カビの胞子が舞わないよう軽くブラッシングするか乾拭きをして、掃除機の排気口が屋外に向くようにしてカビの胞子を吸い取り、消毒用アルコール(濃度75〜80%)を噴霧し殺菌して下さい。
手に負えない場合は施工した畳店に相談するのが良いでしょう。
処置を依頼するので有れば、費用がかかる事もご承知おき下さい。




