い草の産地・熊本県八代市に【い草の刈り取り】作業に行って来ました。
この2年はコロナ禍の影響もあり断念していましたが、久しぶりの産地は強烈な暑さで出迎えてくれました。
受け入れ先は産地を代表する千丁町吉王丸の【小嶋新吾さん】。
栃木県大田原市の大野畳店・店主の君島さんと、1日遅れで合流した屋久島の中島タタミ店・店主の中島君と共に受け入れて貰いました。
作業内容は、早朝3時からの釜出し(乾燥機にかけたい草を出して袋に詰め保管庫に入れる作業)
その後朝食を摂り昼までの刈り取り
昼食後夕方近くまで休憩をし、4時頃から網上げ(い草が風で折れぬ様、短い内から網を掛けておき、その後の伸び合わせ網を上げて行き根の方まで陽が入る様にするのと、風で折れるのを防ぐ為。折れてしまうと後に傷になり製織できない)
この作業は人の背丈ほど成長したい草の中で行う為、まるでサウナ風呂にいる様な暑さです。
距離も100メートル以上あり,なかなか終らずこれが一番きつい作業でした。