畳屋ユウイチ -12ページ目

畳屋ユウイチ

横浜で曾祖父さんの代から畳屋をしております。
趣味は神輿を少々。
そんな訳で宜しくお願い申し上げます、

写真は昨日の作業時のものです。
畳表を剥がしたら厚手の紙を折って大き目のホチキスで留めて有りました。


その紙を剥がすと畳表で縫い留めしたのが出てきました。
これは何かと言いますと、畳の丈長の方の隙間を埋める作業で、どちらも前に請けた同業のやり方です。


私は稲藁を使用します。



稲藁は写真の様に角が立ちます。


角が立つと敷いた時に畳同士の接地面が綺麗に仕上がります。


そんな訳で私はこのやり方に拘っております。









写真は今日の御宅の畳の重さです。


部屋は2階、膝が泣きました。









凄い存在感。


甲冑に空間を完全に支配されている。

そんな感じで畳も畳屋も圧倒されました。


因みに土台の畳床は約60年使い続けているビンテージ物。


こちらの話は改めて書きたいと思います。




畳表の切り落とし。


カッターを使用する同業も多くいると聞きますが私は畳包丁で行います。

そして刃先では無く、アーチの部分を使い切り落とします。




包丁は切れないとつい力んでしまい却って危ないので、こまめに研ぐように心掛けています。