#392 TVメモ『家康VS秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編)』 | 歴史に遊び!歴史に悩む!えびけんの積読・乱読、そして精読

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 大河『どうする家康』で小牧・長久手で戦火を交えた徳川家康と羽柴秀吉の特集『家康VS.秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編) - 歴史探偵 - NHK』の感想

小牧山の工夫と秀吉の大掛かりな幻の家康攻め

(『家康VS.秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編) - 歴史探偵 - NHK』(C)NHK)

 

  小牧・長久手の戦い

賤ヶ岳の戦いで柴田勝家を倒し、天下人をはっきりと意識した羽柴秀吉に対して、織田信雄は徳川家康に助けを求め、連合軍で戦うことになる家康vs秀吉の第一ラウンドが”小牧・長久手の戦い”です。

(『家康VS.秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編) - 歴史探偵 - NHK』(C)NHK)

 

徳川家康は尾張国の小牧山城に入ります。ここは平野の多い尾張国を一望できる要衝の城

(『家康VS.秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編) - 歴史探偵 - NHK』(C)NHK)

 

 

  真田昌幸と大掛かりな幻の家康攻め作戦

天正壬午の乱で最終的に徳川に臣従し、家康の援助で上田城を築城しますが、徳川と北条の和睦の中で、真田領の上野国沼田を北条に渡さねばならないことから、そこから真田は羽柴秀吉に近づき、徳川を裏切ります。

 

徳川家康は、鳥居元忠らに真田攻めを任せます。上田城は徳川も勝手知りたる城で、東側から攻めて落とせると考えていました。真田昌幸はしっかりと東側から攻めてくると分かっているので、徳川には内緒でこっそりと出城を築いて防御力を高めます。そしてやってきた徳川勢をさんざんに打ち破ります。

(『家康VS.秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編) - 歴史探偵 - NHK』(C)NHK)

これにより徳川領となったばかりで信濃国で羽柴方に寝返るものがさらに出てしまいます。

 

羽柴秀吉も、小牧・長久手の戦いの後に、佐々成政・上杉景勝・雑賀衆など次々に平定して、徳川攻め第二ラウンドとして、西側の尾張国と北側の信濃国から侵攻する作戦を予定します。

(『家康VS.秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編) - 歴史探偵 - NHK』(C)NHK)

あの織田信雄も尾張国からの攻撃を担う予定で、真田昌幸の寝返りで撃ちこまれた北信濃のくさびも家康にとって厳しいもので、小牧・長久手のときよりもさらに大軍で秀吉は家康攻めを行う構想でした。

 

家康vs秀吉の第二ラウンド、さらなる攻勢を準備している秀吉の攻撃寸前で前編が終わりです。

 

 

大河ドラマ『どうする家康』の徳川家康と羽柴秀吉の激突の回

 

 

 

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