後年、天下人になっても語ろうとしなかった思い出といわれる伊賀越えを7月30日大河ドラマ『どうする家康』の第29回「伊賀を越えろ!」について
真面目にやらかす天然の服部半蔵!?
(NHK大河ドラマ『どうする家康』の第29回オープニング(C)NHK)
1582年6月2日、明智光秀は本能寺で信長をうち、京を制圧して、安土城で恥をかかされた家康に復讐すべく、家康を捕らえるように命じます。
復讐の炎が燃え上がる光秀
(NHK大河ドラマ『どうする家康』 (C)NHK)
半蔵は、家康が信長の伊賀攻めのときに伊賀者を匿ったことや自分たちは伊賀出身だし、自分は父から伊賀の名家だからということで伊賀越えを提案します。そしてここで酒井忠次と石川数正は別行動を取ることに、家康や本多忠勝、榊原康政、井伊直政らは服部等につれられ、甲賀、そして伊賀へ
その甲賀の多羅尾光俊の小川城へ
徳川家康等をお酒や食べ物などで大歓迎のおまちかね
きたろうさんが演じているせいなんでしょうか、うさんくささが、、、
多羅尾からは伊賀は危険だから、山伏の姿で信楽に案内するとの提案を受けます。
ここで、半蔵等は伊賀に行ったことがないことが判明します。
(NHK大河ドラマ『どうする家康』 (C)NHK)
この流れなら多羅尾にとなりそうですが、あまりに親切すぎるもてなしに怪しいと、信楽で光秀に渡されるのではと、多羅尾の提案を飲まずに、逃げるように甲賀を出て、伊賀入りへ
6月4日、伊賀入りするも、百地丹波らに捕らえられてしまいます。
(NHK大河ドラマ『どうする家康』 (C)NHK)
百地丹波は信長を討ってくれた光秀に家康の首を差し出して恩賞を得ようと考えます
ここで、服部半蔵が自分は伊賀の名家の服部の出身で、父の名も伝えますが、知らんと相手にされません。真面目だけどなんかやらかす服部半蔵炸裂です。
今作ではかなり登場する服部半蔵さん、狙ってるわけじゃないけどやらかす天然キャラのようです。
そこに現れたのが甲賀の多羅尾から、伊賀で雇われた軍師といわれた本多正信でした。
麒麟がくるのときは、堺から一緒に逃げ、途中で離れて穴山を暗殺したような演出だった記憶がありますが、こちらではこの伊賀での危機一髪のところでの奇跡の再会という設定になっています。
そのおかげもあり、伊賀を抜けて、伊勢の白子浜に、対岸には、家康領の三河がみえる
(NHK大河ドラマ『どうする家康』 (C)NHK)
ここで、分かれて進んでいた酒井忠次・石川数正とも合流。
本多正信はここで自分は三河から追放されたからと一旦別れることになりますが、また再会を匂わす形になります。
光秀の首と対面して、むしろ感謝するかのように、家康のどうする!?に立ちはだかるキャラ秀吉がその本性を表すという感じでつづくに
今作はとにかく戦い描写がほとんどないのが特徴だなと、山崎の戦いは確かに全く関わってないからなんですが、山崎の戦いすらあったのやらわからない飛ばし方でした。