#30 書評『知的複眼思考法』について | 歴史に遊び!歴史に悩む!えびけんの積読・乱読、そして精読

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若い時に読んでおけばよかった!ステレオタイプの考え方で思考停止しないため、多面的に見て、考える方法をどのように身につけるのかを教えてくれる思考法に関するエバーグリーンな1冊

 

思考法に関する今も色あせないエバーグリーンな1冊。

ステレオタイプな考え方や、常識をうのみにせずに、そういったものも相対化して、複数の視点を自由に行き来する思考法”複眼思考”をどのように身につけるのかについてを序章~4章を経て、実践的に身につけていく方法が述べられています。

 

 知的複眼思考とは何か

 創造的読書

 考えるための作文方法

 問いの立て方と展開のしかた

 複眼的思考を身につける

 

という展開で、順を追ってその”複眼思考”を身につけ、深化させていく方法が分かりやすく説かれています。

こういった授業なら本当に自分の思考方法についてレベルアップできるだろうということを実感いたしました。

 

若いころに読んでいたらという思いもしましたが、今からでもというよりもフェイクニュースやファクトチェックといった言葉が乱れ飛んだ昨今だからこそ、改めてこの”複眼思考”を身につけて、本を読む、情報に接することが求められているんだと思います。

 

 

 

 

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