Life's a Little Blue.. -34ページ目

Life's a Little Blue..

Day-to-day life in Ebetsu City, Hokkaido.

 夜、眠りにつく直前の睡眠導入イメージとして、その時々の興味の対象を何となく頭の中で反すうしてみることがある。昨晩は、何かの本で見たモンウスギヌカギバという蛾の一種が、左右両方の羽にリアルなハエの模様をしつらえてカモフラージュするのを思いだし、生き物の「擬態」という習性の不思議についてぼんやり思いめぐらしているうちに、やがて寝た。自然科学にまつわる謎や不思議のたぐいは適度に現実ばなれしていて、寝る前のぼんやりした精神状態には具合がいいようだ。ある晩は、太陽のコロナが表面温度よりずっと高温になっている不思議とか、土星の極付近に大気の層で描かれた六角形の謎の模様など、太陽系の星々に関する謎のひとつひとつを思い返しているうちに、寝た。意外にその日あったことなどを思い出してみても、なかなか眠りに結びつかない。大相撲春場所で三十五歳のベテラン、高安関が悲願の初優勝なるかと耳目を集めたんだが、結局、優勝決定戦で大関、大の里に敗れてまたも優勝を逃した。このことについて寝る前にあれこれ考えていたら、かえって寝るタイミングをのがし、ちっとも眠れなくなってしまった。